こどもの頃に何度も読んでた本は?
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図鑑を開く度びに必ず最低二頭の昆虫の巨大な複眼とメンチ切りあわねばならなかったのです。
とにかく私には大満足のカラー図鑑でした。
大人になっても意外と重宝していたのですけれど、暫く実家を開けている間に捨てられていました。
その後ワケ在って人間の骨格を正確に把握せねばならない事情ができました。
その時『人のからだ』の図版は使えたなと思い出して図書館へ行き、同タイトルの学研図鑑を開いて驚きました。
使えねえ。
内容が変わっていたのです。良くない方に。
なんとなく表紙のデザインを見た時おや?とは思ったのですけれど中も表紙なりでした。
イラストも写真も、私が持っていた方が全然イケてたのです。
ビジュアルワークだけで無く内容が薄い。これが学研の図鑑?ウソでしょ?と思うほどに。
あの充実した内容を時代に合わせて少しづつブラッシュアップするだけでよかったのにどうしてこうなった。
他のシリーズも何冊か手に取ってみたのですが、やはり情報が薄い。
あと、印刷もカラーの発色が落ちているような気が。多分気のせいでは無いと思うのですけれど。
もしかしたら刷り色を減らしていたのかな。カラーが売りの図鑑でそんな事があるかしらと思うものの、少子化で教育本を求めるご家庭が減っているのですから採算が取れなくなってグレードを落としていたとも考えられます。
印刷の発色はもしかしたらイメージ補正かなと疑うところもあるのですけれど博物画の点数が減っていたのは明らかにそうだったと言えます。それもかなり衝撃でした。
今はネットで良い画像が見られますし目的の情報だけ紙に落とす事も出来ます。
図書館で見つけた図鑑はいつ頃発刊のものでしたか見忘れてしまいましたけれど、2022年印刷物としてのカラー図鑑はどうなっているのか、この先どうなっていくのか。
デジタルでもアナログでも発展的に活きる道が在れば嬉しいのですけれど。
