カレーの理由 | それがいつまで続くかな

それがいつまで続くかな

だらりと始めます。

「今日はカレーだお」

 

と、我が家の夕食担当が鍋を捧げ持って参りました。

ああ、カレーなのね、はいはいと、テーブル上の茶わん→OUT。

中皿→IN。

 

担当は、私が盛った白飯にカレーをかけながら「花祭りなんで」と言います。

 

私の脳裏には、巣鴨のお寺で甘茶を掛けられる観音像が浮かびます。

 

そうか、お釈迦様の誕生日であったか。

 

でも、なんでカレー?

 

 

「みうらじゅんのおススメなんで」

 

 

あー、思い出した。

『タモリ倶楽部』でやってたね。

お寺の本堂でカレーの食べ比べ。

 

お釈迦様が生まれになったインドに因んで、花祭りにカレーを食べるのを行事化しよう。

クリスマスやハロウィンのように根付かせよう。―と言うキャンペーン。

 

いいね、いいね。

お釈迦様とキャンペーン対象の因果関係が明らかだし、生活に負担無いし、カレー美味しいし。

出自も怪しげな恵方巻きよりうんと推せるわ。

 

中国経由の漢字経典でバトンを受け取ってるんで忘れられがちだけど、お釈迦様はインド人。家業は軍人。ルーツはバラモン教徒。

 

そうしたお釈迦様の様々なエピソード、法話の幾つかを思い出すのにもよい機会。

 

来年も忘れずカレーを食べていますように。

 

 

(-人-)धन्यवाद♥