今日はお昼にエビフライ、コロッケ、にゃん特製味噌汁などをいただきながら・・・。





にゃん「近頃ひで、懐かしい歌をよく聴いているわね」


ひで「そうなんだよ。年齢を重ねていくと、
   ある時ふと青春時代に親しんでいた音楽に戻っていくね。
   中学生や高校生の時に毎日毎日聴いたり
   歌ったりした曲が、今とっても愛しいんだよね」


にゃん「わかる気がするな。ひでは若い頃、
    フォークが好きだったんだよね」

ひで「そうだね。年代ズバリではないのだけど、
   特に吉田拓郎さんが大好きで。
   『元気です』という名盤があって、
   一曲目の『春だったね』にとてつもない衝撃を受けたんだよ」


にゃん「前にギター弾きながら歌ってたわね。
    とても楽しそうだったわ」

ひで「うん。拓郎さんはボブ・ディランに多大なる影響を受けているけど、
   歌うというより想いを強くぶつけてしゃべっているような歌い方。
   僕は当時ボブ・ディランの曲を知らなかったから、
   トーキングブルースとでもいう節回しにぶっとんだ。

   こういう歌がありなんだ!って思った。

   譜面にとても表せないような節。興奮して何度も何度も聴いたよ。
   にゃんは青春時代にどんな曲聴いてたの?」


にゃん「一番聴いたのはYMOね。今でも大好きよ。
    中学一年生の時に5歳上の姉が買ってきた

    『増殖』というアルバムを聴いてハマったの。
    一緒に入ってた『スネークマンショー』も可笑しかったな。
    YMOが解散した時はショックで、しばらくの間、
    気が抜けたみたいになっちゃったわ。」


ひで「そうか。僕はYMOという形ではないけれど、
   20数年前に坂本龍一さんの武道館コンサートを聴きに行ったことが
   あって、戦場のメリークリスマスのテーマ曲もよかったけど、
   坂本さんともう一人の男性ピアニストの方で立って連弾をして、
   それがカッコよくてさ!!」


にゃん「いいわね。坂本さんの演奏、一度生で聴いてみたいわ。
    YMOのそれぞれがソロ活動で作った曲もいいわよね。

    ドラムのユキヒロさん、彼のソロ活動の曲の中には

    たくさんお気に入りがあるの。
    繊細でロマンチックで少し切ない、ユキヒロワールドに浸ってると、

    甘く溶けそうになる。
    そういえばYMOの『ライディーン』

    ユキヒロさんが鼻歌でつくったっていう話があるわね。」




高橋幸弘さんのアルバム
   『NEUROMANTIC (ニウロマンティック・ロマン神経症)』】



ひで「凄いね!
   僕たちも簡単な録音機材買って、
   ライディーンをやってみたいね」

にゃん「いいね!いいね!」


ひで「でも楽器下手だからね。

   とんでもなくなりそうだね」


にゃん「ユキヒロさんのあの気持ちいいドラムどうしよう」


ひで「手拍子でいくか」


にゃん「学芸会みたいね」



こんな調子で今日もまた、二人のゆる~い時が流れていくのであった。