締め切り間近の原稿をいくつか抱えながら、土曜は天皇杯の鹿島対甲府戦、日曜日はサハラカップ・ヴェルディユース対エストレラ姫路戦と試合取材が続いたため、ブログの更新まで手が回りませんでした。こりゃあ、いよいよいしかわごうの「ブログ更新係」を募集しないとダメかもしれませんねぇ・・いや、募集する気ないけど(笑)。


 上記2試合のコラム、マッチレポートは明日発売(今日が休刊のため)のエルゴラに掲載されておりますので、ぜひ一読を。鹿島対甲府戦に関しては、大木監督に関するコラムを書かせてもらいましたよ。


 さて。

注目されていた甲府・大木監督の後任ですが、トップのコーチだった安間氏に決まりました。


 安間貴義トップチームコーチ、新監督に内定

http://www.ventforet.co.jp/2007/PRESSRELEASE/12.html#2



 いや、ビックリです。もちろん、いい意味で。

甲府に関しては、後任監督の話題が噂レベルでも耳に入ってきませんでしたから。練習後、契約の交渉をした選手にさぐりを入れてみても、「契約の場でフロントと話しても、来季の監督のことはまったく教えてくれない」とか、「どんな監督が来て、どんなサッカーをやりたいのかが襲えてくれないと、契約なんかできないですよね」とみな困惑気味だったし、実際「この状況がすでにほかのチームより出遅れていますよね」と洩らす選手もいました。


 正直、J2に落ちた後のクラブの対応として、コリャまずいだろ・・・と思ってました。しかしここでフロントがいい仕事をしましたねぇ。


 大木監督が甲府で築いたサッカーの後を継げるのは安間さんが最適でしょう。ちなみになぜ彼が今まで新監督の名前にあがらなかったかというと、安間さんは現在S級ライセンス習得中の身。ライセンス発行されるのも来年になるとうかがっていたので、監督就任はないとばっかり思っていたのですが、習得見込みでもアリなんですね。水戸もそうでしたっけ?



 もちろん初監督ということで経験面の不安要素もありますが、これまで積み上げてきた土台を大きく変えずにプレーできるのは、ピッチでプレーする選手にとっても大きいプラス材料だと思います。僕自身は、数えるほどしか安間さんとお話したことはありませんが、まだ若いこともあって、非常に物腰がやわらかくて、懇切丁寧だった印象があります。来季のヴァンフォーレ甲府、楽しみです。



 それにしても。

自分が今年取材してきたクラブの来季監督は、どちらもトップコーチが就任することになりました。いろいろと楽しみが増えそうです。ではでは。