勝ちましたね。
試合自体は、3-0というスコアが示すほどの完勝ではありませんでした。でも、それでも勝ち切れるところに今のチームの頼もしさを感じます。フッキが抑えられても廣山が点を取る、悪い流れでも守備陣が踏ん張り、セットプレーから追加点を取る・・・いい循環が作れていますよね。昇格争いのライバルである京都と仙台が、1点を守りきれずロスタイムに追いつかれる「脆さ」を露呈していただけに、それをより一層感じました・・・ンガ、フッフ(←なんでサザエさん?)。



 サポーターも気合入ってました。
そりゃ平日に徳島まで来るんだから、みな気合入ってるに決まってるんだけど、徳島側の応援がそれほど多くなかったこともあって、ヴェルディサポーターのまとまった声は、記者席までよく響いてた。


 「来れなかったサポータの分まで背負って応援しよう」、「勝って西が丘で報告しよう」・・・試合開始一時間前に行われた合同ミーティングで出ていた声です。徳島組が全力でつないできたこの魂を無駄にしないためにも、西が丘では最高のサポートをしていきしょう。現在、ヴェルディに来ているいい波を、もっと大きくしようじゃないですか。


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 徳島戦後。
取材を終えて徳島駅に戻ると、もう11時でした。ホテルのチェックインを済まし、そこから読売新聞のヤハギさんとカメラマンのマツダさんと合流し、地鶏を食べながら祝杯をあげました。果てしなくしょーもない話しかしてないのですが、気づいたら深夜2時まで飲んでました。マツダさんが、お嬢様学校出身だったことが判明したので、これからはお嬢・マツダと呼ぶことにします(心の中で)。ホテルに戻り、残っていた仕事をしてフトンにもぐったのが、朝の4時でした。そりゃ眠いっちゅーねん。


 それにしても、首位札幌と勝ち点差「1」・・・いよいよ優勝が現実味を帯びてきました。今年のヴェルディ戦は根性で全試合現地取材してますが、どんな脚本家でも書けない劇的なドラマを起こそうとしてるんだから、本当にたまりません。まったく・・・サッカーは面白すぎるぜ。