なかなか落ちついてブログが書けずに、ひさびさの更新となりました。札幌から帰ってきたばっかりなのに、もう明日は試合ですね。



 今年も厚別は寒かったです。去年の反省をいかして、上着持参してよかったべ。それにしても、すごい試合でした。残り5分で追いつき、直後にフッキの逆転弾が突き刺さったときは、記者席で「おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉーー!」ってなっちゃいました。



 それだけにラストワンプレーでのあの出来事は信じられなかった。まさかあの場面で低いボールをニアに蹴ってくるとは・・・よりによって曽田のマークを担当している戸川が止血でピッチ外だったんですよね。しかも、船越、ルイス、カンペーという高さのある選手はみな交代していた。そこで選手たちの意識は完全にハイボール、それも曽田に集中していたのかもしれません。だって見ている僕の意識も、「絶対にラストワンプレー。だから曽田だけには気をつけろ、曽田だけにはやられるな、曽田だ、曽田!そーだ、曽田だ」とか頭の中が、曽田一色でしたから。そこでまさかニアへのボール・・・記者席からは、CKにあわせた石井のヘディングが、足を出すディエゴと金澤の隙間を抜けていく軌跡がはっきり見えました。そして金澤の後ろには、ゴールネットにボールが絡まっている光景。僕も呆然としましたが、義成はしばらく動けずにうずくまっていた。



 ただVTRであらためて見直してみると、10回に1回も成功するかどうか、本当に針の穴を通すような絶妙なコースでした。もちろん、防がなければならない場面でしたが、相手を褒めるべき部分も少なからず、あるかもしれません。



 試合後、プレスルームで原稿を書きながら、上岡さんのワンセグケータイで日本対オーストラリアの試合を見せてもらいました。2時間くらい過ぎてプレスルームを出なければならない時間になったので、片付けをしていると、CKから失点。「あぁ・・・・」と思い電源を切って、帰りの移動をしました。ホテルに着いてテレビをつけたら、なんと延長戦をやってるではないですか。どうやらその直後に追いついたんですね。PK戦は、止めそうなオーラ満々の川口が予想通りの出来。ロッカールームに消えるオシム監督も、予想通り(笑)。



 明日もセレッソ戦のあとに、サウジ戦です。取材があるので、代表戦のキックオフには間に合わないと思いますが、後半だけでもなんとかリアルタイムで見たいなぁ・・・やはりサッカーは録画で見てもつまらないですからね。



 明日のエルゴラには、セレッソ戦のプレビューおよび、ヤナギこと柳沢将之のこちにもちょっと触れています。試合前にでもぜひ買って読んでみて下さい。


ではでは。