昨日は甲府の練習取材に行ってきました。


 実は水戸戦後の夜、スカパー!のJリーグアフターゲームショーに電話出演させてもらったのですが、そのMCをされているいる湯本久美さんと甲府の練習場で偶然にもバッタリ(次節・新潟対甲府のピッチレポーターを担当されるそうです)。


 挨拶もそこそこに、昨日の番組の話をしたのですが、「ヴェルディ担当の自分としては、お通夜のようなトーンでお伝えしたかったんですけど、勝ったのは水戸ですからね。ハイテンションで水戸よりのレポートをさせてもらいました。けっこう心の中では泣いてたんすよ、僕は」と話すと、湯本さんにめっちゃ笑われました。


 うーん、あのテンションで(どんなテンションだったのかは再放送で確認してください)電話で話しているとき、去年、試合に惨敗した後に笑顔でテレビ出演していたラモス監督の気持ちが、ちょっとだけわかりました・・。



 最近では甲府の練習に取材に行くと、必ず記者さんや広報さんから「そういや、ヴェルディは大丈夫なの?」と聞かれるほどです。そこで親指を突き立てて「大丈夫っす!」と言えないのが、なんともつらいところですが。


 思えば、3月は両者の状況が正反対でした。

甲府が4連敗で、ヴェルディは3勝1分け。しかしヴェルディがロスタイムに与えたPKで初黒星を喫した福岡戦のまさにその裏、甲府が保坂のロスタイム決勝弾によって劇的な初白星をあげると、それまで4連敗中だった甲府は、そこからリーグ戦3勝1分けの負け知らず。一方のヴェルディは、福岡戦から泥沼の連敗・・・担当した2クラブがこれだけくっきりと入れ替わるように連勝と連敗をする経験もそうないっすよねぇ。浮き沈み激しすぎだわい、まったく。


 んで、今日はヴェルディの練習取材へ。
本来なら休日に設定していたのですが、いろいろと気になるので、ランドまで足を運び様子を見に行くことにしました。天気良すぎ・・・暑すぎでしたね。移動バスに乗り込む選手を取材しましたが、「ここまで負けたら開き直ってやるしかない」とは、主将の大野の言葉・・・すでにみんな覚悟を決めているようです。


 明日ピッチで表現されるモノをしっかりと目に焼き付けてこようと思います。