最近は移動が多いので、電車内でよく雑誌を読んでます。たまにはその感想でもブログに書いちゃいますか。



 今回のQJは、カンニング竹山のロングインタビューでした。相方である中島さんが亡くなったことについて語る、最初で最後のインタビューだそうです。23000字インタビューは、相変わらず読み応えがありますな。

 特集記事で面白かったのは、現役放送作家22人が選んだ、「TV・オブ・ザ・イヤー」。創る側の人間である放送作家が、エントリーされていた番組の面白さを様々な角度から分析しているので読んでいて面白いんです。

 例えばアメトークの場合、「ガンダム芸とかメガネ芸人とか毎回テーマでくくられた芸人がさんたちが出てくるから、自然とみんなが仲間意識をもって番組を面白くしている。レギュラーメンバーではなく、ゲストが連帯感を持つ番組って、今までなかったかも」みたいな具合に。

 僕の中でここ数年で最大のヒット番組といえば、(たまにしかやってないけど)「イマイと申しますシリーズ」ですね。知ってる人、多いですよね?「架空請求」や「海外クジ」の悪徳業者相手にイマイ記者がリダイアルかけまくって追い詰めていく番組。電話のやり取りだけなのに、あんなに興奮できる番組もないんじゃないかな(←なぜか微妙にセルジオ越後口調)。

 次回の放送がいつになるかはわからないですけど、楽しみです。

 もちろんサッカー雑誌も読んでますよん。

今週のサカマガ&サカダイは、先週に引き続き、ヴェルディの特集記事がありますぞ。


 

  サカダイでは、海江田さんによる宮崎のキャンプレポート。

チーム作りの手ごたえを新戦力のベテランに注目しながら紹介しています。それ以外にも、明治大から加入した新人の福田健介を今キャンプでの最大の発見、とも触れてますね。海本を押し退けて右サイドバックのレギュラーになる可能性もありそうです。

 サカマガは、増島みどりさんによる名波浩のインタビュー記事。

 移籍当初から「3年後、5年後にヴェルディがJ1で優勝する土台を作るのも自分の仕事」と語っている名波。その彼がチームに注ごうとしているものは何なのか。名波の行動や発言の端々からその正体に迫っている、いい記事です。自分もライターも端くれなので、こういう文章に触れるととても刺激になるし、いろいろ考えさせられます。

 それにもうひとつ。

これは自分のモットーなんですけど、自分はサッカーの記事から文章を学ぶだけではなく、なんだったら、サッカー選手からも文章を学びたいと思っています。例えば、名波浩の試合の組み立て方を、自分の文章を組み立て方に活かしてやろうと思ってサッカーを観てます。ふふふ・・・サッカーには人生と仕事のヒントがいっぱいだぜ。

 それでは、今日はこのへんで。