サポクラ会報誌「ヴェスティアル」、もう届きましたでしょうか?



 今回は、2006年シーズン最終号です。

内容としては、年間総括レポートと先日開催されたラウンドテーブルのまとめ、そして選手モノとしては、CLOSE UPに菅原智、カタール・アジア大会で活躍した一柳夢吾、そして引退となった羽山拓巳という3者のインタビュー記事がドドンと掲載されております。


 あとは巻頭ページのラモス監督のよる独白。

「夏は毎日ほとんど寝られなかった」、「悔しくて夜中にいつも目が覚めてしまう」、「正直、クラブのために自分が身を引くことを考えたこともあった・・・」などなど、初めての監督業で味わったその苦悩ぶりを吐露してくれているとともに、来シーズンの展望についても語ってくれています。


 今年は悔しいシーズンとなってしまいましたが、ぜひ来年はいい話題でヴェスティアルの誌面を埋め尽くしたいと思います。



 さて。

オフィシャルページにて、また選手情報が発表されましたね。

かねてから噂のあった大宮アルディージャの土屋選手と、ジュビロ磐田の服部選手の加入が正式発表!



 いやー、頼もしい補強です。

ヴェスティアルを読んでいただければわかると思いますが、実はラモス監督が来季の補強ポイントして挙げていたのが、一対一に強い左サイドバックとセンターバックでした(もう一つのポイントも挙げてますが、記事を読めば誰のことだかわかりますよね)。


 このインタビューのとき(2週間以上前です)は名前は明かせないとのことだったので、「一対一に強いセンターバック」と言われても、「誰だろう?ジャーンかな?でも余分な外国人枠ないしなー・・・・もしや、秋田豊かな?」とか思っていたのですが、数日後、土屋獲得へ動いているとのニュースが!これは想定外でした。


 ただ土屋とラモス監督に関してはこんなエピソードがあります。


 今年の6月。日立台で行った柏戦に、土屋がその試合を見に来ていて(J1はW杯期間中でお休み)、帰り際にラモスさんと談笑していたんですよ。しかも、そのときにラモスさんが両腕を広げて、いつでも僕の胸に飛び込んでおいでー!」と満面の笑みで声をかけていました。すると、あの強面の土屋がすごく照れていて、かわいかったです(笑)。


 ラモス監督は選手時代にも一緒にプレーしてますが、おそらく柏でのコーチ時代での関係がとてもよいものだったのでしょうね。まさか本当に彼が来ることになるとは思いませんでしたが、いずれにせよ、ナイスな補強だと思います。


 そしてジュビロから来る服部年宏。

あの服部がヴェルディのユニフォームに袖を通す日が来るなんて・・・自分にはいまだに信じられないくらいです。自分、あの職人的な渋いプレースタイルがたまらなく好きなんですよ。どのくらい好きかっていうと、日本代表の「6番 服部」のプライヤーズTシャーツ持ってるくらい。なかなかおらんで、ハットの代表シャツ着ているサポーターって(実際、スタジアムで着ている人に出会あったためしなし・笑)。自分にとっては、試合中の動きを見ていると、なんだかサッカーの奥深さを感じられる選手・・・本当に楽しみです。


 そして、もしこれで名波も獲得できるとすれば、僕の好きなJリーガーベスト10に入る二人が来ることに・・・うれしすぎます。



 それにしても・・・・この契約更新選手のお知らせだけではなく、帰国する外国人選手の帰国便情報、ラウンドテーブルのサポーターとの対話、そして来季スローガンをサポーターから募集などなど・・・・・最近フロントのサポーターに対する姿勢の変化には、みなさんも何かしら感じることがあるのではないでしょうか。


 空間都市『八王子』のインタビューでラモス監督が言っていた、「フロントが変わり始めていることにサポーターも気づいて欲しい」という言葉。それを僕もヒシヒシと実感しています。そもそも、このサポーターの質問に監督が答えるという企画自体、他のクラブでは実現不可能なものだったはずですからね。


 監督、選手、フロント、そしてサポーター・・・来年は、クラブ一丸となって結果を出す年に絶対しましょう。