J1優勝、J2降格、そしてJ1昇格・・・やはり昨日は、全国各地で様々なドラマが生まれましたね。


 念願のJリーグ初制覇を達成した浦和レッズ・・・おめでとうございます。



 特にワシントンは昨年辛い思いをさせてしまっただけに、優勝が決まってからのあの壊れたような喜び顔を見たら、こっちまでうれしくなったよ。人間的にも大好きな選手なので、末永く日本でプレーして欲しいな。


 そしていつもスタジアムを真っ赤に染めて選手を鼓舞するレッズサポーター。あれだけ毎回スタジアムを真っ赤な空間にしてしまうのあのエネルギー、そのサポーター力は本当にすばらしい。日本一のチームに日本一のサポーターがいて初めて、本当に日本一のクラブと言えるのかもしれないな。来年は、いよいよアジア一のクラブへの挑戦ですね。


 「サポーターを増やすには、どうすればよいか」


 どのクラブも抱えている永遠の話題だと思いますが、浦和レッズにはその答えのヒントがあるような気がします。例えば、これは缶詰にしんさんのブログで紹介されていた、浦和レッズの藤口社長インタビューでの言葉です(引用させていただきます)。


――サポーター拡大の特効薬はないと思うが、効果が期待できる対策は。

藤口
 
特効薬はない。
  昔、
教えてくれ、なぜあんなにお客さんが入るのか、とよく問われた
  まず、その考えを改めてくれ、方法論でやろうとしても絶対だめ。
  何のためにクラブが存在しているか。

そこから考えなければと諭した。


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   勝たなければ客が来ないと言っているうちは絶対入らない。

   そういうもんじゃない。
   本当にクラブを愛し、チームを愛する人が出てくれば、
   負けてもまた頑張れよ、となる。
   スポーツってそういうもの。ずっと勝ちつづけることはない。


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関心のない人をこっちに向けるのは地道な活動しかない。
   例えばチラシにどんなメッセージを込めるか。
   気になれば今度行ってみようとなる。
   ハーフタイムに車の抽選をやって集まっても一過性だ。


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J2に落ち、観客動員が伸び悩んでいるヴェルディからすれば、非常に参考になる考えだと思いました。考えというよりは、姿勢といったほうが正確かもしれませんが、なんといってもキモは、

何のためにクラブが存在しているか。

・・・まぁ、これですよね。

引用させていただいた、缶詰にしんさんのエントリーにぜひ目を通してみてください。

(引用記事:勝ち負けじゃない




 さて。

昨日の我が東京ヴェルディはというと、群馬県でゲームを行い、今シーズンを7位という不本意な順位で終えました。


 最終戦でしたが、試合自体は・・・まぁ、ここにきて金澤の効果的な使い方を覚えてきたなとか、喜山のトップ初出場ゲームを見れた、ぐらいの感想でしたね。最近何かとその存在を疑問視されているベテラン永井も出ましたが、昨日の試合のように、残り10分ぐらいでああいう使い方をされるのであれば、なんら問題もないと思うんだけどなぁ。


 喜山のように、フレッシャな新人の若さあふれるプレーも好きですが、それに負けじと頑張るベテランの姿も、同じくらい好きですよ、僕は。

 


 決して近いとは言えない群馬県(とはいっても、来年は湘南の次に近いアウェイになるのですが)まで、駆けつけたたくさんのサポーターのみなさん、お疲れ様でした(そして車に乗せてくれたTさん夫妻、本当にありがとうございました)。

 それにしても、本当にハードな一年でした。

よく「いい選手になるためには経験が必要だ」なんて言いますけど、いいサポーターになるのもいろんな経験が必要なのかもしれませんね。今年一年のたくさんの経験値を得て、サポーターとして成長した人も多かったんじゃないでしょうか・・あなたはドウデスカ?(←なんでカタコトやねん)





 そして、この3人の特大似顔絵ダンマク。

彼らが来季のことで揺れているのは事実です。それだけに、サポーターからの強烈なメッセージを受け取ったことでしょう。



・・・あー、書きたいことはまだありますが、ボチボチ仕事に戻らねば、さすがにマズイな。ではまた。