クルーズ船での船旅はオールインクルーシブの典型です。

 

船内では各種ドリンクやアルコール類は別料金ですが、ビュッフェスタイルのレストランに用意されているドリンクは無料です。

 

お財布を気にして旅行するよりも国内旅行もオールインクルーシブをお薦めします。

 

オールインクルーシブのホテルと言えば昔からクラブメッド(地中海クラブ)が有名ですが、日本のクラブメッドは石垣島とトマムだけです。

 

今回は東京から踊り子号で1時間40分ほどで行ける伊東温泉のラグジュアリー和ホテル 風の薫 UMIを例にオールインクルーシブの宿をご案内します。

 

ラグジュアリー和ホテル 風の薫 UMIは伊東温泉の中心街から離れた海際に建つホテルです。

外から見れば「ここで一日外に出ることなく楽しめるの?」と思わずにはいられないような何の変哲もない宿です。

 

ラグジュアリー和ホテル 風の薫 UMIには温泉ホテルには珍しく大浴場がありません。

又予約が必要な貸し切り風呂もありません。

不思議ですよね。

 

館内での飲み物はアルコール類を含めてフリーです。

お風呂上りには相模湾を望みながらくつろげるようにテラスの入り口にはスパークリングワインが用意されています。

2階にある絶景足湯バー「静海」でもスパークリングワインが飲み放題です。

 

 

 

もちろんお部屋の冷蔵庫に用意されているビールやソフトドリンクもフリーです。

 

夕食時も一部有料のドリンクを除き(私はお酒をほとんど飲まないので何が有料なのかは知りません😅)飲み放題です。

 

各部屋には露天風呂もありくつろいだ時間を過ごせます。

 

部屋のタイプはいくつかありますが各部屋共に60平米くらいと聞いています。

夕食、朝食ともレストランに用意されます。

ホテルの公式サイトから予約すると有料のバーの飲み物もフリーです(お酒をあまり飲まない私はバーを利用したことはありません😅)。

 

大浴場がないと書きましたが、二つのお風呂があり一つは3人程度、もう一つのお風呂は5ー6人程度は入浴可能な中規模浴場です。一般的な宿の貸し切り風呂と比べてもこちらの宿のお風呂は大きく作られています。予約は一切不要で館内に表示されているお風呂の使用状況を確認して入浴します。

 

到着時間から夕食後直ぐ位には待ち時間がでることもありますが落ち着けばいつでも利用できるくらいの使用頻度となるようです。

お風呂にはふんだんにバスタオルやアメニティが揃っていますので空いていれば部屋にタオルなどを取りに戻ることなくそのまま入浴できます。

 

完全に貸し切りの広めのお風呂ですのでお風呂の窓を開け放って絶景の相模湾を借景に入浴できる解放感は素敵です。

 

カラオケルームも無料で使えますのでカクテルでも片手に日頃のストレスを発散できます。

 

もちろん夜食としてレストランで提供されるラーメンも無料で用意されています。

 

特筆すべきは朝食に供されるアジなどの焼き魚です。

 

アジは熱海のアオキの干物が一番だと思いますが、この宿の干物も絶品です。

干物に一番感動するなんておかしな話ですが、食材に手を抜いていない宿の姿勢がうかがえる朝食です。

 

宿泊プランによっても異なるようですが午後2時からチェックインが出来ますので翌日の午前11時のチェックアウト迄最大21時間を小規模ながらも宿から一歩も外に出ることなく楽しむことが出来る宿です。

 

最近は、オールインクルーシブの宿も増えつつありますが、宿がお客様に対してお客様自身で楽しみを発見できる仕掛けを盛り込むことが必要です。

そんな宿の一つがラグジュアリー和ホテル 風の薫 UMIです。

 

宿泊費も手ごろですので気軽に行ける素敵な宿です。

 

※宣伝などではなく私個人の感想です😊

 

でも、その究極が豪華クルーズ船での船旅であることは間違いありません。😊