私はタイのバンコクに計14年間暮らしていました。
タイのバンコクではBTSアソーク駅からエカマイ駅迄の南北約2キロ、東西約4キロの地域に約4万人もの日本人が暮らしています。
私が、住んでいたのはトンローというところで始めて住んだ2001年には寂しいくらいのところでしたが、今では日本人や欧米人にとって最高の住環境となっています。
私が住んでいたはトンローのフィフティフィフスタワー(コンドミニアム)です。
日本人駐在員家族はこんなファシリティのコンドミニアム(アパート)に住んでいるが一般的です。
部屋は3ベッドルームで200平米以上ありましたが、実はこのようなコンドミニアムは築30年からそれ以上の古いタイプです。
最近のコンドミニアム(アパート)は3ベッドルームでも100―150平米程度のところも多く、日本と同様にとても使いやすいモダンな造りとなっています。
家賃は広さが取り柄の古いタイプのコンドミニアム(アパート)で20万円ー25万円です。
※私が住んでいたような古いタイプのコンドミニアムはあまりお薦めしません。
電気代は日本と変わりませんので大型のエアコンが一日中回りっぱなしの我が家の電気代は常に3―5万円でした。
家族が多い家庭では300平米超えで4ベッドルームなんて部屋もあり電気代が1万5千バーツー2万バーツ(6万ー8万円)かっかったなんてことも聞きます。
住むなら最新のインバータエアコンが付いている築20年以内のコンドミニアム(アパート)を選ぶことをお薦めします。
日本人が多く住んでいるコンドミニアム(アパート)では、ほとんどの場合でプールやフィットネスジムがあり、中には高級ホテル顔負けのサウナやテニスコート、スカッシュコートが併設されているところもあります。
一般的には各ベッドルームにバスルームがありますが、我が家は3ベッドルームでバスルームは2ケ所、トイレはバスルームを含み3ケ所でした。
3ケ所目のトイレはリビングにあり来客用の位置づけでした。
築20年以内のモダンなコンドミニアム(アパート)だと家賃は30万円ー50万円程度が一般的です。
日本人居住地域と称してもおかしくないその地域には5件のFUJIスーパーマーケットがあり日本で暮らしているのと同様に暮らしの買い物ができます。
FUJIスーパーは神奈川県を中心としたローカルスーパーマーケットチェーンですがバンコクに住む日本人にはなくてはならない存在です。
バンコクには、僕も大好き「とんかつ まい泉」が12店舗もありラーメン屋さんから日本蕎麦屋さんなどが文字通り林立しており東京に戻った後には日本よりもバンコクの方が日本の生活が便利だと懐かしく思ったこともしばしばでした。
スタバもそこら中にありその密度は驚くほどです。
まい泉も日本円で2000円程度で日本と同じクオリティのカツや各定食がラインナップ。
https://mai-sen.com/restaurant/thailand_emquartier/
その中でも週4-5で通っていたのが美味しい蕎麦の「生そばあずま」です。
お蕎麦と丼もののセットの他、何故か蕎麦3玉迄同一料金。
日本円で1500円程度で満足と幸福感も一杯です。
大戸屋も日本人居住地区には多くあり、タイ人にも大人気のやよい軒はタイ全土に展開しています。
その他、日本食のお弁当の宅配サービスも充実しており生活に困ることはありません。
私が良く利用していたのはキッチンサイアムともぐもぐです。
タイは当初ヨーロッパの人々によって観光開発が始まった経緯もあり本格的なPIZZAが美味しく手ごろに食せます。
特にベラナポリのPIZZAは絶品です。
トッピングをWモッツァレラチーズにすると食した瞬間天国です!
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g293916-d792980-Reviews-Bella_Napoli-Bangkok.html
全国の日本の地上波、BSからCSを配信しているテレビ配信会社も数多くあり(違法かどうかは別にして---)日本よりも便利な生活を楽しむことが出来るのもバンコク生活の特徴です。
生活の足ですが日本人が住んでいる大型のアパート(コンドミニアム)にはアパートから電車の駅までの送迎トゥクトゥクもあります。
多くの日系企業では駐在員家族数家族で共用する運転手付きのファミリーカーを提供している会社も多いようですが、ファミリーカーは毎日使えるわけではないのでタクシーなどを利用する機会も増えます。
タクシーは日本に比べて大変に安く初乗り運賃は35バーツ(約140円)です。
しかし運転手の中には荒い運転をする人もいるようです。またタイ語で運転手に行く先を告げることができないなどの観光客にはボッタくりをする運転手がいることも確かです。
タイではトゥクトゥクのタクシーも有名ですが日本人居住地域では3輪トゥクトゥクはほとんど走っていません。
外国人にとってのトゥクトゥクは観光用と考えた方が良いかもしれません。
料金もタクシーよりも割高です。
日本人居住地域では軽トラックの荷台を改造したシーロー(タイ語で四輪と言う意味手です)と呼ばれるタクシーのようなものがあります。
シーローは主に日本人が使うスーパーなどから自宅に向かうために使う場合が多く運賃もほとんどの場合で決まっています。
シーローは日本企業の駐在員や家族の大事な足となっています。
夕方の日本人居住地区では1キロ1時間もかかるような渋滞もあるのでその場合はバイクタクシー(モトサイ)に乗れば渋滞をぬってスイスイ。
しかしバイクタクシー(モトサイ)の中には後ろに客が乗っていることを忘れているような運転手も多く、観光でバンコクを訪れた際にバイクタクシーを利用することはお勧めできません。
バイクタクシーはソイと呼ばれる通りに常駐していますので運転手と顔なじみになることもあるようで教え子の生徒に聞くと「今日はお金はいらないよ」と言われたり運賃を半額にしてくれたりとタイ人の優しさに触れることもあるようです。
バンコクでは日本人居住者用に多くのフリーペーパーが発行されているので生活に便利な情報の多くはそのようなフリーペーパーから得るのが一般的です。そのため、これらのフリーペーパーはバンコク居住者にとって必要不可欠なものとなっています。
フリーペーパーの代表がゼネラルな情報を得られる週間ワイズです。
食事などの情報に詳しいのはタイ自由ランドです。
ビジネスやタイのニュースはニュースクリップです。
その他にもバンコクでは多くの日本人向けフリーペーパーが発行されています。
次回も、バンコク生活の続きをお知らせします。








