僕の若いころはバブルまっただ中。

趣味はヨットでクルージングをすること。

 

最も素敵な体験は夜間航行中のヨットを夜光虫が取り囲みヨット全体がネオンに包まれた海の中を航海できたこと。

波しぶきもまるで青白いネオン。

海の中を泳ぐカツオなど大型魚の魚影も夜光虫に縁どられ輝いていました。

幻想的とはきっとこのような状況を示唆するのだろうと思っています。

もう二度と戻らないバブル時代の思い出です。

 

ヨットのオーナーズルームは一般的にヨットの一番後ろに設置されています。

その理由は一番後ろが最も縦揺れが少ないからです。

 

なんか自慢のようなことを書いてしまいました。

もちろんヨットは友人の所有でそれを使わせていただいていただけです😓

 

仕事柄若いころからカリブ海から北欧迄多くのクルーズ船に乗船する機会に恵まれました。

 

クルーズ船の重さトン数は日本国内を運行するフェリーなどのトン数とは計算が異なります。

内国航路のフェリーは国内総トン数が使われ国際航路を運航する場合には国際総トン数が使われます。

 

現在国際航路に就航しているパンスタードリーム号は国内航路を運航していた頃の総トン数は9723トンでしたが国際航路での国際総トン数は21535トンです。

ということで国際航路に就航するクルーズ船の総トン数は日本的に見ればその半分以下です。

 

現在、大阪南港と志布志港を結んでいるサンフラワーさつま、きりしまは国内総トン数13695トンですので将来国際航路に就航する場合には3万トン以上となります。

そのサンフラワーさつまでも南風が強い日には大して海が荒れていなくともかなりのローリングがあります。

 

私は、クルーズ船に乗る場合は波の波長に影響を受けにくい長さ250メートル以上、国際総トン数4万トン以上のクルーズ船を選ぶようにしています。

 

その昔、最初で最後の乗船体験となった蒸気動力クルーズ船「ノルウエイ号」は総トン数7万6049トン、全長315.53メートル。

ピッチングもローリングもほとんど感じなかったばかりかスチーム動力のためエンジン音もありませんでした。

その上に一週間を過ごした船室はスターン(船尾)に位置していたため文字通り動く豪華ホテルでした。

 

北欧では白夜のバルト海をスモーガスボードとワインを楽しみながらクルーズを楽しむことが出来ました。

 

そうそう、何度もクルーズ船に乗船しているなんてリッチに思えるかもしれませんが残念ながら国際クルーズ船は全て仕事で乗船したもので自腹での乗船は一度もありません。

 

最近では国内発着で4泊5日、一日24時間の内20時間は沢山ある船内レストランで食べ放題。

それに飲み放題を追加して毎晩行われるパーティやコンサート、エンターテイメントまで連日楽しんでオール込みで10万円。

朝起きたら外国の港なんて素晴らしいじゃないですか。

その豪華クルーズ船がMSCベッリシマです。

現在、MSCベッリシマは毎週のように日本の港に寄港しています。

 

MSCベリッシマ乗船の経験はありませんがこの金額ならば自腹でも乗船可能。

今度こそは自腹でクルーズ船客として乗船しようと思っています。

 

MSCベリッシマ号:

2019年3月就航.

全長315m、デッキ数は19階、乗客定員は5,686名

 

※本日、MSCベリッシマは機関故障で那覇港に入っています。

 

滅多にないことだと思いますが日本の船舶修理技術は世界トップレベル

一日も早く機関故障修理が完璧に終わるよう願っています。