あれから23年ですね | Tokeiのブログ

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日々の製作日記
フェルト、樹脂関係の物を作ったり、
絵を描いたりしています。
最近はオルゴナイトばかり作っています

制作記だけの予定が、
移住後の暮らし等
生活日記と化しています。

大阪育ちの私は、

23年前のあの時は、

ベッドの上にいました。

いつも5:50に目覚ましをセットしていて、
目覚ましが鳴ってもなかなか起きない毎日だったのに

あの日は何故か
5:40〜5:43?位の時間に目が覚めました。

時計を見て、
(後5分寝れるやーん)
と思いながらもう一度横になった時、

なんか変な感じがしました。

外の、遠くの方?から?
何かが向かってくる様な凄く不気味な音が聞こえて、
その音が大きくなって来て、、
ドーンと揺れ始めました。

大阪市内、マンションの4階。

後で知った自分の居場所の震度は
4でした。

今の私からすると、4ってそんなにびっくりしないけど、
当時の私には
(世界が終わるのか?!)
と思う位の
体験した事無い揺れでした。

当時の部屋には
床に小さいブラウン管テレビを直置きしていて、その上にCDラジカセ(懐かしすぎる)
を置いていたのですが、
マンションの横揺れに合わせて
CDラジカセがテレビの上をズズ〜ッズズ〜ッと
移動していたのを

ベッドの上で座ってぼーぜんと眺めていたのを覚えています

その後は、
仕事に行ってみようと家を出ても電車が止まっていて出勤出来ず、

テレビを見たら大変な事になっていて。。。


揺れている時に世界の終わりかと思っていたけど、
実際には想像すら出来なかった惨状がひろがっていました。


当時20歳、
神戸に知り合いもいなかったわたしは、
隣の街に住みながらも傍観者だったなぁと
今は思います

街が復興して来て、
ビルや道が綺麗になってから神戸に行きましたが、
電車で向かう途中、
線路沿いに建っていたマンションの1、2階部分が潰れたまま
放置されているのを見た時に

本当に驚いて、罪悪感の様なものでいっぱいになったのを覚えています


あの時、色んな場所で
色んな体験があったと思います

私の想像力では到底追いつけない位の
体験

忘れてはいけないけれど、
そこに埋もれてしまっても良くないなと思います

あの時に命を落としてしまった方々の
ご冥福をお祈りすると共に
今、生きている方々の
幸せとよろこびをお祈りいたします