忙しくて更新が滞ってますねー。


午前中、熱と湿度の神が降りてきて、

結構ブレイクスルーなアイデアを得たのです。

プロジェクトパートナーの断熱材メーカーへの

新規材料の設計思想です。

その成果は木曜のミーティングで議論にかけます。

どんな反応が得られるか楽しみ。


ETHの学食の日替わりランチがChili con carneで、

東京で食べそびれた相馬さん作のを思い出し、

再び東京での悪夢が蘇ってしまったのです。

何のこと?って方はこちらをご参照→  悲しい思い出


と、そんな一日。



さて、金曜の宣言の通り

この週末はサン・モリッツまで行ってきましたよ。

ちなみにサン・モリッツへ行くのは10月以来の2度目でした。

(1回目の時の旅行記はまだ書いてないんですけど!

近日中に何とか書きます。。。)


今回はEmpaの別の部門でインターン中の

ショウ君が声をかけてくれて、

ショウ君、マサルさん、僕の日本人旅となりました。


正直なところ

あまりに久しぶり過ぎるスキーやったから、

日本人同士で本当に良かった。


こちら土曜日に滑ったスキー場の最高点からの眺め。

標高は2700m位。
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !


僕が13年ぶりの2回目やったもんで、

結構経験のある二人につきあってもらって

広ーいスキー場内の初心者向けのコースを選んで

滑ってリフト乗ってを繰り返しました。

1日滑って同じコースを一度も通らなかったくらい、

とにかく広大かつ上手くデザインされたスキー場でしたよ。


しかし、

「初心者向け」ってのは多分嘘。

初心者にはまず無理!っていう急斜面が

結構ちらほらあったんですよ。。。。

ひどいところは激しく急な上コブだらけ。

これが「初心者向け」に含まれてるってことは、

きっとスイス人はみんなナチュラルボーンスキーヤーなんですね。。。

実際小学校低学年くらいの子供達が

平気でバンバンスピード出してたし。。。


そんな中

一度だけうっかり間違えて、

中級以上の人向けコースに迷い込み、

崖っぷちへ向かう急斜面の狭いコースの急カーブが連続して、

本気で死ぬかと思いましたよ!

思い出しただけで怖い怖い。


いや、実際崖に面してるコースでも

柵を立ててないようなところが結構あったんですよ。


そのコースを安全な地帯まで降りてきたところ
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
クリックしたら拡大しますよ。

米粒みたいなのが人です。


丁度この撮影ポイントを谷側に振り返ったらこんな具合
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
谷あいの小さな町。


ここで記念撮影笑
ごとうゆたかのNoch einen schritt weiter !
我ながら風貌だけはいっちょ前。。。笑

右はショウ君。



結局13年前の体の記憶はかなりあっさり甦り、

午前の後半には新しい技術の練習をしながらの滑降となりました。


それでも常に穏やかな勾配が続くようなコースがほとんどなくて、

内心いちいちギャーと叫びながら、

千尋の谷へ転がり落ちる気分の一日でしたが。。。

実際初めのうちは随分転んだし。




で、

結局この日最後の滑降に選んだコースで、

またもやの急斜面で、

かなり派手に転倒し、

右足首をグキッとひねってしまったんですね。


古傷のせいもあって、

日常生活でもすぐ傷める足首だったので、

一日中のスキーの負担も相まって

しっかりと捻挫してしまったのでした。。。


その後体制を立て直そうにも

足の踏ん張りもきかず、

どうにもそれ以上滑るのは不可能な気配に。


あえなくスキーを担いで

徒歩をえっちらおっちら歩いて降りてたら、

スキー場スタッフがどこからともなくスノーモービルで登場(!)


「足首ひねって滑れんから」

ってことで結局救助?され、

スノーモービルに乗せられ、

合図もなしに発進。


ベルトもなくただ両手で手元の棒を掴んでる状態で、

急斜面をバンバン直滑降するスノーモービル。

何度体がふわーっとなったか。(ジェットコースタ―に乗った時のあれです)

しかも激しくバウンドするもんで、

正直生きた心地のしない、恐怖の乗り物でしたよ!




なんていう土産話もありつつの

基本的にはすごく楽しいスキーの1日なのでした。

技術的にも半日分はしっかり進歩したんで、大満足です。



ちなみに足首はまだしっかり痛みますが、

痛みは終息方向なのでご心配なく。

いつものことなので。。