さて、昨日だらだらと25歳の目標を立てたわけですが、

今日は近く(とはいっても自宅から歩いて20分はかかるのですが…)の

スーパーにて、ちょっとした初体験。


スイスではゴミを回収に出すとき、

分別はもちろん基本なんですけど、

燃えるゴミは各自治体指定のゴミ袋に入れて出さないと

持って行ってくれないのです。


回収所に関係のない袋で出してたりしたら、

袋を開けて違反者を見つけるという、

ちょっとすごい努力をするような自治体もあるという噂があるくらい、

きっちりみなさんもちろんのことのように守ってます。


で、今日の初体験はそのゴミ袋。

ゲストハウスにいたころは、ケアテイカーがいつも補充していて、

居住者が買う必要もなく、

新居に移ってからは、前のテナントだった僕の友人が、

別の町に移るからどうせ使えないしということで、

彼のストックしていた一束を置いていってくれたのですね。


それがついに底をつき、いよいよ自ら購入する時か来たと。


まずどこで買えるかも分からず、

同僚に聞いてみるとスーパーのレジで頼めば出してくれるとのこと。


さすがに多言語国家のスイスでも、

スーパーのレジの人たちは基本的に英語ではしゃべらないのです。


店内に入るなり、普段の買い物をしながら、

脳内で何度も何度も

「Duebendorf市指定のゴミ袋、32リットルサイズの一束ください!」

と、ドイツ語リハーサル。

ドイツ語は思考回路を意識して準備しないと、なかなかさらりと口から出てこないもので。。。



さて、レジに到着。

閉店時間も近く、レジのおばさん同士で随分リラックスしながら

おしゃべりをしながら商品登録。

なんとなくそのおしゃべりの様子に気を取られ、

ゴミ袋を頼むことをはっと思いだし、口から出てきたのは

“Haben Sie.... Haben Sieeee.... unnnnn, Haben Sie (なんだっけ????)” (『○○ありますか??』の意)

とすっかり真っ白笑

こういうときは脳内内はなぜか英語で回転してしまい余計に混乱。


談笑していた二人のレジのおばさんも

明らかに異国で一人暮らし中のアジア人が言葉に詰まってるのを見て取って、

僕が何を欲しているか一緒に考え、

直後同時に“Abfallsack!!!(ゴミ袋!!!)”と叫び、

推理を当てたおばさんたちも、言葉を思い出した僕もにっこり円満に解決。



しかし、スーパーを後にして、

帰路の途上ふと気付いたのは、

今日の買い物は「幼稚園児のお使い」レベルだったという点。


人の用意したものに頼った期間の後、

売ってる場所を教えてもらい、

買い方を一人ぶつぶつ何度も確認し、

いざ現場に立つと真っ白になって、

もう泣いちゃうかも的なパニックに陥る。

なんかそんなテレビ番組ありましたよね。

あの番組は泣いた子供を見ると異常に彼らにシンクロしてしまうので、

意識的に避けていたのですが、

スイスにて25歳になって同じことをしてる自分に苦笑。

さすがに泣きはしないけどね。。。


ということで、もうひとつ目標を足します。


・ドイツ語精神年齢は小学生低学年程度にはなりたいなぁ。。。


早くも目標ではなく希望になってるなんて突っ込みは野暮ですよ!



ちなみにこのゴミ袋、容量35リットルが10枚で、

なんと約2000円強。

久々にスイスプライスに目玉を出しましたとさ。



と、意外とゴミ袋でいろいろ書きすぎたんで、

本当に書きたいはずだったB-dayこぼれ話はまた明日以降にでも。