昨日今日と、
日本で第一号となるドイツのパッシブハウス協会(?日本語訳が怪しい)の
「パッシブハウス認定」(と言っていいのかな?)を取得した住宅の設計者、
森美和さんがチューリッヒにみえていました。
うちのプロジェクトチームといろいろと情報交換をして、
今後とても面白い展開になっていく予感です。
具体的には今こんなところで書くような状況ではないけれども。
しかし、昨夜は森さん、Yorkさんと夕食を共にし、
今日は朝からさらにReneさん、Holgerを交えてかなり広範な話題でいろいろとお話を。
まだまだBuilding physicsの日本と欧州を比較した産業上の位置づけとか、
単純な科学的な背景とか、
とにかくまだまだ勉強不足のことが山ほどあって、
僕個人としては学ぶことの非常に多いミーティングとなりました。
しかし、悪い癖で、
「無責任な発言をしてはいかん」と思いすぎるが故に、
会話の内容についてかなり強い確信がないと
ついつい発言をためらってしまうのです。
(こういう所に自分の日本人性を感じるのですが。。。)
もちろん、知識的な内容もそうですし、
言葉の問題もそう。(文法とか極度に意識しすぎるんですね。特にドイツ語をしゃべる時)
で、今日はとにかく話を聞いて聞いて聞きまくって、
自分のなかで消化することに精いっぱいになってしまって、
うまく自分の感じてることを表現できずに、もどかしいことになってしまったわけです。
でもいろいろ終わってふと振り返ってみると、
基本的に英語でのミーティングだったんですが、
英語に対する抵抗感はもはやほとんどなくて、
もちろん表現の幅はもっと増やさなきゃいけないんですが、
少なくとも日常の言葉として英語を使うことに非日常感は全くなくなってきていて、
だからこそ、話題を理解することに全力で集中できたのだと気付いたり。
今までのところは、
話題の背景の理解度と言葉のどちらにも躓くことがあったけど、
その段階はひとまず過ぎた自分を発見して、
それはそれでまた別の今日のミーティングの収穫となったのでした。
なんかそうと気づいたら妙に気楽になって、
午後にETHからEMPAへ移動してからも
Karimとのミーティングでも、他愛のない日常会話でも、
気がついたらやたらと今までになく良くしゃべってたりと、
気持ちの持ちようで会話(というより言葉)の質も変わるのだと実感。
表現の幅と会話の質については
最近いろいろと思うこともあるんで、
そのうち書けたらなぁと思います。
今日は激しく疲れたんで、早く寝ます。
おやすみなさい。
日本の皆さん、おはようございます。