今回でパリの記録は終わらせようと思って、しっかり長く最後あたりまで書いた末、
うっかりデータを消してしまったので、再び書く気力が失せてしまってます。
ので、あと2回にわけます。
ネタ温存の方向で。
旧国立図書館を後にしてさっちゃんと合流し、
ランチにアメリカ料理(?)をいただいた後、
生の聖歌とオルガンの流れるノートルダム大聖堂へ。
うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが。
でも重厚な音楽の響きの中、官能にも近い感覚で心を満たし、教会を後に。
続いてはさっちゃんたっての希望でメトロに乗ってフランス国立高等音楽院へ↓
のだめカンタービレを読んだ皆さんは、見覚えあるでしょ?
休日だったせいか、何やら廃墟じみた雰囲気でした。
立地が良くないうえ、あまりよくメンテナンスされておらず。
世界に名だたる名門なのに。
ついでに隣(というか同じ敷地)のラ・ヴィレット公園へ↓
ベンチに座るさっちゃん。
なんだかいろいろスケールアウトした設計の公園で、
全く楽しい雰囲気ではなかった。。。
芝生で寝転がるとか遊ぶ場所を提供する機能は十分果たしてるけど、
人々が集まる場所ではない。
「それもパリらしさじゃない?」と言わせるパリマジックあふれる場所でした。
このあとフォーレ、ドビュッシー、イベールの眠る墓地へ行き、
彼らの墓参りをしようとしたのですが、
墓地の閉園時間までにドビュッシーしか見つけられず。。。
いや、これ6年前も一緒のことをしてた気が。。。
丁度なにかの式典中で、
制服をばちっと着た軍人さんたち、関係者たち、軍楽隊がずらっとそろっていました。
軍楽隊がフランス国家を演奏したときは、もう鳥肌もの。
今の日本ではなかなか感じることの少ない、愛国心とか、共同体の中心となる精神を感じて、
たまたま居合わせた外国人でしかなかったけど、なんだか嬉しい気分になったのでした。
続いてシャンゼリゼ通りを縦断し、
ガルニエのオペラ座をかすめ、
レ・アル地区のギリシャ料理レストランで夕食。
ギリシャ料理は初めてでしたが、
夜のパリの雰囲気とフランスワインと相まって、
心底満足感を感じるディナーとなりました。
スイスにも気軽に外国の料理が食べられるレストランが欲しい。。。。
この晩でさっちゃんとはお別れして、
3月東京での再会を約束してホテルへ帰ったのでした。