4月6日(月)
朝からETHへ。
満員の公共交通はアジアンテイスト溢れるものだと思い込んでたけど、
通勤通学ラッシュは世界共通と知りました。
自宅からは
家 → Dübendorf駅 徒歩3分
Dübendorf駅 → Oerlikon駅 電車6分
Oerlikon駅 → ETH Hönngerberg バス10分
なのですが、朝のバスがとにかく混みすぎ!
場合によってはバスに乗れない!
さしあたり8:30を出勤時間にしてみたのですが、
どうやら普通の学生先生と同じ目標のようです。
この日は朝から自前のパソコンをETHの仕事仕様にする作業でした。
僕がいとも簡単に(自分でも予期せず)ネットのセッティングを終えて、
Yorkさんは“Magic hands!”と叫ぶのでした。
特に無線ランが使えることを知らなかったようで。
とにかくWindows Vistaのネットワークのセッティングの楽さを実感。
でもその後Vistaの罠に次々はまることに。。。
午後は銀行行ってたくさんサインして、
EMPAに移動してミーティング。
今回僕がETHおよびEMPAのAssistant Researcherとして就労している
プロジェクトの大きな定例ミーティングでした。
僕が来たってことで今回から英語を共通語にするってことで、
その分一言たりとも逃すまい!とやや力んでのぞんだらとにかく疲れた!
しかし、この何ヶ月かはできるだけ英語に触れる生活を志してたお陰か、
はたまた前世で英語をしゃべっていたためか(妄想ですが)、
読み書き聞き取りにはあまり困っていません。
ぺらぺらしゃべるにはまだしばらく時間がかかりそうですが。
でも、もし大して聞けもしない状態で投げ込まれてたとしたら、
それはそれは大変だったろうと思います。
特にフォーマルなミーティングとかで
半分だけ理解できてもしょうがないもんね。
とにかくミーーティングでたくさん仕事を与えられたのでした。ふう。
夜買い物して帰って料理をしていると、
あと二人の住人も料理をし始めて、
和気あいあいと楽しい夕食となリました。
なんとフランスガイのシモン君が巻き簾と海苔を取り出したかと思うと、
おもむろに彼は巻きずしを作り始めたのでした。
ちなみに具はきゅうりと海老。
ろくに何の説明も読まずに楽しそうにすしを巻くシモン。
心の中で5秒に1回「あーあぁ、違うぜよ」とつぶやく僕。
酢飯大流出の事故をなんとか乗り越えたシモン君(↓)
“Would you try one ? ”との誘いを断るはずもない僕は、
精神的ダメージを最小限にするため心を空っぽにしながらぱくり。
が、なんとなんと味もちゃんと巻きずしになってました(!)
おそるべしシモン君。
ということで、チューリッヒでの最初の日本食は
フランスの手づくり巻きずしとなりました。
んー珍しいパターンだ。
4月7日(木)
朝からETHで再びPCを仕事仕様にする作業。
遠隔地からのローカルネットワークへのアクセスの確保とか、
今までやったことのない作業な上に、
僕のパソコンは日本語表示、OSがVistaという
二重の包囲網のため作業はかなり難航してしまった。
学校のテクニカルアドバイザーのおじさん(パソコンのセッティン
とか、解決できないエラーとかに対応決する専属技術者)二人と一緒に
すごーく頑張ってなんとか目標を達成したのでした。
午後はミーティングの議事録作成とか、
役所の書類をやっつけるとか、
普通の午後。
早くも「留学」っていう感覚は薄れています。
帰り際何やらブラスバンドが練習しているのを発見。
まだ集合時間前やったからか人はまばらやったけど、
普通に個人のレベルが高くてびっくり。
いったい彼らは何者なんだろう。。。
そのうち襲撃してみるか。