「Sか? Mか?」

と聞かれたら
あなたはどちらと答えますか?
大半の方はMと答える人が多いようです。

私はというと
よく「Mっぽい」と言われることが多いですが
Sだと思います。
というかMではないとしか。

という導入からわかる通り
今回はSM関係の興行を観に行きましたー。



11月14日(月)。
午前中仕事していた私はある場所へと向かいます。
半ドンからの観劇が仕事と趣味とのバランスにおいて効率がいいんですよねー。
ただし、香盤トップが犠牲になることが多いという。


12時40分くらいに
池袋ミカド劇場へ。

この日はSM興行開催!
日によって香盤が異なります。

なぜ今回にしたかというと
そもそも、この日しかミカドには行けなかったからです。

あと、過去にアの方が「混み過ぎて入れなかった」とおっしゃっていたのです。
数ある日程で、比較的空くのは今日だと予想しました。

結果的に自分の好みの場所でも観れたし、正解の選択肢でした。


特別興行のためか
早朝でも一律入場料6000円!

結構高めのプライス!
公演回数も3回でした。

テケツで新しい従業員の方から支払いを受けたのですが
この方は過去に某所で投光経験のある方でした。
H山さんと同時期に入られていましたね。
Oカケンさんの声掛けでミカドに参入とのこと。

緒月さんと今賀さんのステージがちょうど始まったタイミングで入場。
場内混み混みでしたが
意外とよく観に行く場所は空いてるんですよね。

ステージと出べそは灰色のシートで養生されていました。
何が起こるんだ……?

客層はというと
SM界隈のお客さんが多かったように思えます。



今回の香盤は以下の通りです。
※敬称略
1 栗 鳥巣
2 京 はるな
(1-2 栗京によるチームショー奇数回にあり)
3 緒月 月緒&今賀 はる(奇数回)、希子(2回目)
4 箱館 エリィ&星乃 結子
 


何気に栗さんと京さん観るの久々でした。
5年以上前?

緒月さん一行も初見となります。
あとなにげに星乃さんも!



■感想

再現性ないと思うので内容バリバリ書きます!

[1]栗 鳥巣さん

演目は『中華健康

タイトルにある通りチャイナな演目。
過去作をSM興行向けにアレンジされたとか。

コミカルな選曲が栗さんぽくて面白いですね。
また中盤の縄を使った空中演舞を観ると珍しいな、と思うんですよね。
縄を使ったエアリアルするのっていちるさんと天羽さんで観たことがある程度なもので。

と、ここまでは普通の興行。
ラストがSM興行ならではとなります。

白い布がステージ全体に覆いかぶさります。
それに巻かれる栗さん。
お腹には何かが宿っているのか?
突如、栗さんは自らの腹部を刺します。

腹部から鮮血がほとばしります。
おお、なかなかにグロい!
一人っ子政策ってあるけど、間引き的なものを想起しました


この興行がSMだというのはこういうところからか……。
と、共にかぶりだと血を浴びてしまうかもですねー。



[2]京 はるなさん

演目は『かな、頭を.よくして.あげよう

タイトルは〇槻 〇ンヂの曲から取られてると思われます。
アニメタッチなステージが興味深いです。

この「かな」は脳内お花畑で犬以下に頭が悪い
そのことに諦めを感じていたはず。

「僕」が彼女に救いの手を差し伸べたのが
カルト映画や本などサブカルだったという。

最後の方ですが
「かな」は「僕」と別れたことを意味してるのかな、と。

後の聖水にはビックリしました……。
これぞSM興行ならではで、他だと再現不可だと思います。




[1-2]栗 鳥巣さん&京 はるなさんによるチームショー『京 はるな、死す!

一回目にやっていた『理解のある彼』が伏線になっていたようで、
残念ながら未聴。

すごい簡単に要約すると

石油王とヲタク踊り子のラブロマンス!
財力と情熱があれば実る!


というストーリーです。
もっと内容深堀りしていきます。

アラブ(?)の石油王が「私は金持ちです」と豪語。
金持ちオーラ全開に出して、札束をちらつかせます。
圧倒的セレブ感!
この石油王はヲタク文化に興味があるようです。

それを目の当たりにした京さん。
この石油王をゲットしようと試みます。
『G〇t W〇ld』に爆笑。

が、残念ながら袖にされてしまいます。
京さんの青春は終わってしまった……?

ここで遊〇王の某曲が流れます。
『城之内、〇す』というネタバレ次回予告を思い出しました。

ヲタク踊り子・京 はるながステージ上に召喚!
絶賛アイドルステージが展開されるのでした。

ライブ中に熱狂的京さんファンであるタンバリンが客席を隈なく動き回ります。
耳障りなアピールタンバだな、と思ったら……石油王!

「京 はるなちゃんの一番の理解者になる!」

と宣言して、見事に石油王は京さんを射止めるのでした。
立場・構図が変わった感じですね。

で、この石油王が童貞感丸出し!
興奮する感じが面白すぎました。
京さんにリードされて、男子の本懐を遂げる石油王。

「僕は京 はるなちゃんの、京 はるなちゃんの一番の理解者になる!!!」

と石油王。
これに対して、

「踊り子やめるって強要しないで!」

ヲタクがアイドルと交わる願望実現には爆笑してしまいましたよ!
ガチ恋の夢が叶うという夢のある話。
最後の曲から引用するなら

「石油王に俺はなる!」

石油王目指したくなりますねー。



[3]緒月 月緒さん&今賀 はるさん(奇数回)、希子さん(2回目)

初見。
The・SM興行という感じで興味深く拝見しました。
なおデジはサインなし。

①今賀 はるさんとのチームショー

着物を召した二人。
このうち今賀さんが脱がされます。
小柄で丸みのある肉体が眩しい。

緊縛師・緒月さんがミカドでエアリアルをやる位置にあるカラビナに縄を括ります。
今賀さんが縛られ、宙逆さ吊りになってしまいます。
この状態の今賀さんに緒月さんが赤いローを垂らしていきます。

この赤々としたローソクの炎から垂れ出るローは非常に熱いに違いない!
身体にかかるたびに、今賀さんは悲鳴を上げていました。

赤いローに追撃で襲い掛かるのはムチ!
きれいな身体に振るわれるムチ。
痕が残るくらいの痛さがありそうで……。

厳しさがある一方で、
時折見せる緒月さんの今賀さんへの声掛けを見ると
信頼関係あってのショーだな、と思いますね……。


②希子さんとのチームショー

着物を召した二人。
愛らしい抱擁から始まったかと思えば
平手打ち、そしてスタンガン
先端がバチバチ鳴ってるスタンガン怖いですね……。

希子さんが脱がされます。
①同様縄で宙吊りになります。
この状態でスタンガンをちらつかせます。
悲鳴を上げる希子さん。

緒月さんがローソク……ではなく鉄網を用意して
これを希子さんに巻き付けます。
棘があるこれはチクチクして痛い!

口にローソクを咥えさせたり
最後はムチ打ちでフィニッシュ!

①同様に緒月さんが希子さんを気遣うシーンが印象的で
アメとムチという言葉がしっくりくると思いました。


③今賀 はるさんとのチームショー

①から一転攻勢して
S女が今賀さん、M女が緒月さんのはずが……。
ふたを開けたら違ったという。

結局、S女が緒月さん、M女が今賀さんみたいな感じでしたー。
無傷の緒月さん、傷が増える今賀さん。
①②とは異なってコミカルSMでした。

『津〇海峡冬〇色』を熱唱する今賀さんが見どころ。



[4]箱館 エリィさん&星乃 結子さん

星乃さん初見。
たしかにふわふわしたやわらかい雰囲気ある方でした。
シングルで観たいところ。
ちなみにツーショットなので1000円、サインは可能。

2個出し。



奇数回はこちら。
箱館さんの『炎のファイター』をベースにしていました。

舞台は武道館。

青コーナー・【TSミュージック所属】特殊系アイドル・箱館 エリィ
VS
赤コーナー・【渋谷道頓堀劇場所属】ふわふわ系アイドル・星乃 結子


二人の覆面レスラーによる歴史的会戦が繰り広げられることに!
星乃さん長州?
登場時にピンで照明を当てられていて、投光のMさん流石だな、と思いました。

キャットファイト的な?
ももク〇のあの曲が流れたあとに戦いのゴングが鳴ります。
チョップを使って互いにけん制。

ここで分岐します。


(Aルート)

先手は星乃さん。
舞台袖から足ツボマットを用意!
マット上に箱館さんを誘引して、足を痛めさせるという戦術でした。

最初はブーツのまま通ったのでノーダメージ。
星乃さんが箱館さんの靴を脱がせて裸足で通らせると効果抜群!
あわやノックアウトするところでした。

カウント切れになる前に反撃。
箱館さんが椅子を持ってきて、星乃さんを座らせ、ロープで両腕を拘束します。
くすぐり攻撃、転じて電マ攻め!
これに苦悶する星乃さんでした。

一転攻勢して
今度は星乃さんが箱館さんにくすぐり&電マをやり返します。
このときギャラリーの協力もあって攻められる箱館さん。
「覚えてやがれ!」と吐き捨てます。

その後は電マで互いに揉み合いのバトルに!


(Bルート)

先手は箱館さん。
舞台袖から足ツボマットを用意!
マット上に星乃さんを誘引して、足を痛めさせるという戦術。
その戦術にかかって足を痛める星乃さん。

追撃としてティッシュを取り出す箱館さん。
ティッシュを細めて、星乃さんの鼻の穴中に入れます。
これはくしゃみしたくなりますね……。

反撃に移る星乃さん。
炊飯器を用意して中から熱々のおでんを取り出します。
ダチョウ俱楽部的な?

おでん攻め!
こんにゃく、大根、うずらと繰り出されて
そのおでんの熱さに箱館さん苦戦。
それらのおでんはお客さんが美味しく頂きました。

その後は電マで互いに揉み合いのバトルに!

共通パートに戻ります。
ベッドではあの猪〇のテーマが流れます。
ここでのポーズ切りでプロレス技が多用されてるんですよねー。
結構凝っています。

最後は

「元気ですか!」
「元気があればなんでもできる!」


「1,2,3、ダーッ!!!」

で締めていました。

コミカルで面白かったですね。




①とは打って変わって
キュートで甘い演目となります。
百合百合した感じというか。

虹の彼方、雲の上でふわふわ浮遊する二人の天使。
温かい雰囲気ですねー。
ここは楽園か?
不思議と照明もあたたかい。

目隠ししたり
一部過激かもですが
レズというよりかはソフトに百合だと思いますねー。



池袋ミカド劇場。
2週連続で来たけど、だいぶ毛色が違いますね。
勉強になりました。



食事は先週と同じ流れになったという。

まずは富士そば

カレーカツ丼!
カレーとカツ丼といういいところ取り!

その後、
晩杯屋へ。
ホッピー白とあん肝、マカサラ、蒸し豚、白子ポン酢、煮込み。
あん肝は至高。
あと蒸し豚が思いの外美味しかったです。

気軽にすぐに立ち飲みできるので
ミカド行くときは重宝します。
アの方とまったく同じ行動になりますね。



お読みいただきありがとうございました。