「来週周年なんですねー。いつ行ったらいいですか?」

と、ある踊り子さんに尋ねたところ、

「イベントの日! 日程いつだったか忘れちゃったけど……」

との返答。

これは10月結道劇でのこと。
3回目デジ中の会話となります。
なるほどー。
ということで。



この記事では、
箱館さんの6周年イベントについて取り上げます。
※記憶が曖昧なため、多少異なる点があるかもしれません


11月5日(土)
池袋ミカド劇場では2回目のフィナーレ時に周年イベントがあるようです。

開演直前に来たのですが、混み混みの場内。
以前は劇場前に祝いの花が飾られていましたが、
今は場内自販機前にあるんですねー。



■イベント前までの流れ

1回目は通常進行だったかと。
場内満席で、立ち見も大勢。

土曜のイベントデーということで、進行は押し押し。
外は秋が深まって寒かったのですが
場内は熱気が激しく、汗かきましたよー。

1回目の5番さんのデジが始まったのは13時半くらいだったかな?
出べそから反時計回りに長蛇の列が形成。
本ステージのところで折り返していました。

箱館さんが登場します。
場内拍手。

「おはようございます!」

との一声。

「このたび6周年を迎えました。7年目も頑張ります――」

芸人として……間違った、踊り子として!」

場内爆笑。
朝からすごいボケですねー。
5年半前にバナナを使ってオープンしていましたし。

撮影した人には
周年グッズが配布されていました。
グッズはフライヤーと缶バッジ!

1回目撮影終了は14時頃。
私はそのままの位置で観劇。


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15時手前くらいに1回目の合ポラへ。
なぜか天羽さんがいじられてポラ着を箱館さんから脱がされたという。

15時過ぎにフィナーレが終わって
以降はトリプルトリプル進行となりました。



■イベントの流れ

2回目が終わったのは17時25分。
だいぶ巻きましたねー!

フィナーレ前に有志の方によるイベントの準備が行われました。
場内のお客さんにクラッカーが配布され、各々プレゼントを用意されていました。

ステージ下手舞台袖では
幹事の方が白い大きな箱と6つの杯、2本のボトルをセッティング。

この箱の中には

お祝いのホールケーキが入っていたという。

箱館さんを除く5人の踊り子さんがステージに登場。


こちらのシャンパンを天羽 夏月さんが5つの杯に注ぎます。
5つ注いで空になったかと。


続いて、もうひとつのノンアルコールのボトルを天羽さんが1つの杯に注ぎます。

MCは天羽さん。
マイクがなかったので、空瓶をマイクに見立てて進行しようとしていました。
場内笑いが。

準備が整ったのが17時半頃。
天羽さんが舞台下手袖に立ちます。

「この場を借りて、エリィ周年のイベントをしたいと……」

と天羽さんが宣言しようとしたら、

「ケツさわるな!!!」

と天羽さんが背後で違和感をおぼえて叫びます。
場内爆笑。
ステージ上にいない踊り子さんの犯行でした。

気を取り直して。

「せーの! でエリィちゃんと呼びましょう! せーの!」

「「「「エリィちゃーん!!!」」」」

と場内全体に響き渡ります。
拍手喝采の中、主役の箱館さんがステージに現れます。
なんだかそわそわしていました。
自身のスカート越しに股間部分をまさぐるという。

「なにもじもじしてるの?」

と天羽さんが箱館さんに問うと場内爆笑。


ここで幹事の方が乾杯の音頭を取るために
全体に説明をされていました。

その間、5杯のアルコール入りの杯を各々踊り子さんが手に取ります。
るあんさんにノンアルコールの杯が渡りました。
踊り子さん全員が杯を掲げると、

「6周年おめでとうございます――乾杯!!!」

と天羽さんが音頭を取ると

ぱん! ぱん! ぱん!

と事前に配られていたクラッカーの祝砲が!
いい感じの火薬のにおいが場内に充満します。

乾杯後、天羽さんが余りのあるノンアルコールのボトルを一気飲みされていました。
久保田を飲んだあとに飲まれているのすごいですねー!

「わたしも飲みたかった」的な感じの表情をしていた箱館さん。
彼女はステージ上手側に移動します。
他の踊り子さんは下手寄りの配置に。
ソーシャルディスタンスがなされているという。


まず、踊り子さん代表として御幸 奈々さんが「6周年おめでとうございます」(=A台詞とします)を枕詞に花束を箱館さんに贈呈。

「一緒になる機会がなかなかできずですが、笑わせてくれて。手癖が……。楽しくてしょうがないです。今後も楽しんでやってください!」

とコメントされていました。
場内拍手。
実はこの間も箱館さんもじもじしてるんですよね……。


続いて、あらき まいさんがA台詞を枕詞にしてプレゼントを箱館さんに贈ります。

「エリィちゃん、新人のときにお会いしてかわいいな。TSのアイドル。素敵なアイドルだと思ったら――」

とあらきさん。
一呼吸置いて

「目の前にハゲ面が!(笑)」

これは楽屋で一休さんと遭遇したのですね……。
場内大爆笑。
あらきさんが続けざまに

「成長されて。踊り子はセルフプロデュースしていかなければいけないのですが、エリィさんは唯一無二! 頑張ってください!」

場内拍手と笑いに包まれました。


3番目。
同期のるあんさんがA台詞を枕詞に箱館さんに向かって、

「ステージ初めてのお勉強はシアター上野で浴衣を着たあとに、スクール水着になって泳ぐというものでした。かわいくて、輝いているな、って。そのあと神社へ避難? みたいな。夏の夜の情事? すごい表現力で。花のつぼみが開きまくって、最高にかわいい! GOGO! エリィ! ……長くてすみません」

場内拍手。
何の演目なのか気になります。


4番目にakeさんが挨拶。
A台詞を述べて、

「7月の誕生日もご一緒でした。天羽姐さんとの掛け合いも面白く。ケツを合わせるところとか」

場内笑いと拍手が。


ここでお客さんによるプレゼントタイムに移行。
箱館さんが出べそに。
シャンパンが飲みたかった箱館さん。

「もう一杯……「飲んじゃった」

との掛け合いが。
なぞに喧嘩?

幹事の方がまず贈呈。
テーマカラーとなっている花束の贈呈も!

ポチ袋が渡されるときには

「お金!!! 衣装代にします!」

と箱館さん。
ご祝儀袋渡されるたびに「お金! お金!」と言っていたので

「お金! って言わないように!」

と天羽さんが諭します。
場内笑いが。


配り終えたタイミングで。
お一人コメントしていませんね?
箱館さんが出べそ上で天羽さんに向かって「一言」と土下座して懇願。

箱館さんが顔を挙げて正座状態になります。
天羽さんがステージ上手に移ってA台詞を述べると、

「ありがたき幸せ」

と主君と従者みたいなやり取りを。
場内笑いが。
改めまして、

「2周年から振り付けをやっています。40何週。無理難題が多く……」

と語っていきます。
天羽さん弁では連投中だったりと無茶振りが多いとか。

「4年で成長して。急に『3つくらい振り付けお願いします』と言われたりとか。頑張ってるエリィに今後の飛躍を期待して――」

と天羽さんが下手袖に移動して箱を持ってきます。
天羽さんが箱を渡すときも、箱館さんはからんでいました。
場内笑いが。

箱館さんが箱の中身を開けると、中には黒い靴が!

「毎年靴を贈っています。自分の足で踏み立ってほしく。だから一人で立てる!」

「立てない!」

場内爆笑。

「立って! 頑張って……おめでとう!」

と締めました。


出べそにて、貰った靴を履いて立ち上がった箱館さん。
客席を見て、

「みなさま……ありがとうございます」

小さな声で喋ります。
場内キョロキョロ見渡し、なぜかあそこを再びまさぐります

「お客さんがいる、今週一緒のお姐さんいる中、伝える機会をいただきありがとうございます」

と語っていきます。

「一年色々ありって、コ〇ナとか猛威をふるう中、4回公演ができるようになって。最近、お客さまが戻ってきて『久しぶり』……コ〇ナ前に来ていたお客さんから『久しぶり』と挨拶して舞台に立っていられて

この台詞は私に刺さるな……。

「一人でチラシ用意なんかして。お客さんが10人いかないこともあった」

と、北海道での過去のエピソードに触れる箱館さん。
今度はストリップ劇場に対して、

「乗ったら、みなさん駆けつけてくれる。励みになりました。劇場はありがたい場所! ステージすることが好き! なかなか上手なステージするのは難しい……。一年ってあっという間。一日一日を大切に。もっと長く続いてほしい!」

これは劇場を指してるように解釈しました。
箱館さんの目に涙が浮かびます。

「頑張っていきたい! 続けたい……変な流れですね。SM大会ではアイドルじゃなく、バラエティ担当として――これからも頑張ろう!」

あそこをさわりながら一礼
感動と笑いのどっちなんでしょ?


ここで御幸さんに向かって

「明るくて好きです。いると楽屋が明るくなって。ステージを勉強したいけど、なかなか勇気が出なくて……良いところも、悪いところも見守られ、ホッとします。ありがとうございます」


次にあらきさんへ

「憧れのアイドルとしてなりたいと思っていました」

「信じない(笑)」

と、あらきさん。
場内爆笑。
一休さんとかそうですよね。

「アイドルといえばあらきさん! かわいいを追求されていて。かわいくて尊敬しています。かわいくなりたい。ありがとうございます」

唯一無二の芸人踊り子によるコメントでした。


るあんさんに対しては

「同期で特別な存在。頑張らないとと思った。衣装やステージ、小道具にこだわりがあってかわいい。毎日やさしくて。ありがとう」

と言っていました。


akeさんには

「最近一緒になることが多く。曲とかアンテナ張っていて。頑張ろうってオーラを感じます。頑張ろうって気持ちになるので負けていられない。そのままでかっこいいけど、『キャー』とかギャップ萌えで」

とコメント。
akeさんが「またご一緒できるよう」と返していました。


最後に天羽さんには近寄って身体を触っていました。
天羽さんへは

「なんだろう? 称えて、触って。ドジなところがあって。頼りになるかと思うと微妙で」

謎の下げコメントに場内爆笑。

「ステージはストイックで勉強になります。今後とも天羽 夏月をよろしくお願いいたします!」

とツッコミ待ちのコメントを。
天羽さんには30演目ほど振り付けされたのだとか。


踊り子さんへの答辞を終えて
出べそに戻った箱館さんは

「初心忘れずに頑張っていきたい!」

と締めていました。

花束に囲まれた形で有志による撮影へ。
このとき、また箱館さんはご自身の股を触るという。

一人で撮った後
踊り子さん全員で囲う形で撮影。
終えたあとは合ポラへ。

ここで天羽さんがまたいじられます。
脱がされて全裸に!
肌色の肉体と手羽元というワードが耳に残ります。

大勢の合ポラが終わって
天羽さんが締めの合図をするとイベント終了。
フィナーレへ。

〇崎〇ゆみの『〇epen〇 〇n y〇u』が流れます。
ミカドといえばやはりこの曲!
踊り子さん全員の紹介がなされ、
終わった後に暗闇の中から声が聞こえてきます。

「みなさんありがとうございました! 7年目は芸人として頑張ります!」

場内大爆笑。

「踊り子としても頑張ります! よろしくお願いいたします!!!」



■感想

初めて箱館さんを見たのは2016年10月31日池袋ミカド劇場となります。
デビュー前日。
当時、TS系では時咲 さくらさんを観ていた私。
時咲さんのステージ1回目のデジ中に箱館さんが紹介されました。

このときは髪が長くて、かわいらしい雰囲気だな、とTwitterでも過去につぶやいていますね。
時咲さん撮った後に、当時の箱館さんも撮っているんですよねー。
デビュー前の写真がまだ残っています。
その後はミカドで無事デビューされたようで。

初観劇は2017年3月4日の池袋ミカド劇場。
演目はデビュー作。
アングラテイストでお鍋が印象に残ったんですよね。
お鍋のイメージが箱館さんにはあります。

その後は観劇しなかった時期もあってしばらく時代ジャンプします。
いいと思った演目は2回目・シアター上野で観た『黒百合の唄』。
この演目が2周年作とは素晴らしいですね。
あとは『ヒカリエ』の明るい感じもいいと思いましたよ。

無事、芸人というかバラエティ豊かな感じに成長されたようでよかったです。
色物系がメインぽいけど、私は王道な感じも好きですよ。
色々やればいいと思います!

天羽さん頼りなところがあって大丈夫かな、と思えるところがありますが
天羽さんがおっしゃるようにいずれは「一人で立っていく」のかな、と思います。

連投が続いて少し休まれる感じだと思われますが、
7年目も頑張ってほしいと思います。


最後に。
箱館さん6周年おめでとうございます!


以上。


イベント幹事の紳士様。
写真提供ありがとうございます。

運営に携わったみなさま、劇場のスタッフの方々お疲れ様でした。
面白いイベントでしたね!


お読みいただきありがとうございました。