「誰も観たことがない香盤ってあるかな?」

と思ったんですよね。

もう9年目(空白期間がだいたい4~5年ありますが……)も観ていると
誰も観たことがないということはまずないはず?


2014~2015年あたりの私と比較すると
達観してるかのような。
感性が劣って、理性で判断してるかのような感じがしますね……。

たとえるなら
田舎から出たばかりの純粋さがなくなって
都会の波にもまれて擦れた感じでしょうか。

8年前のような純粋さはないかな。と。

このブログはただの感想しか載せていないですが
当時の私であれば、どう書くだろうか? と考えることはあります。

前もどこかで書きましたが
基本的に、本ブログは読みやすさ重視ですが
感想パートは観た人じゃないと意味不明だと思います。

実際に、劇場で観に行くこと推奨です。


とにかく、一度事前情報ゼロで観たいな、と思ったんですよ。

そんな中、
10月中に誰も観たことがない香盤に出くわすことに!?


10月13日(木)。
この日は午前中に渋谷、夕方に表参道で用事がありました。
そういえば――

渋谷道頓堀劇場

この日は記事でたびたび取り上げてきた
ファン感謝デー!

ノリで観に行ってみましたよー。
案の定、混んでいましたー。



今回の香盤は以下の通りです。
※敬称略
1 萩尾 のばら
2 漆葉 さら
3 白雪(17日 代演:夕鶴)
4 柳 るい(限定復帰)
5 天咲 葵(周年)
 


誰も観たことがない香盤。
それもそのはず、
私が観ていなかった期間に皆さんデビューされたんですもん。

だから、知り合いに会わないと思っていたんですが
まさか2015年2月25日から付き合いのあるU氏と再会するなんて……。
心配かけてすみませんでした。
この方とお会いしたのもここでしたね。

フィナーレは途中からお祭りになった模様。



■感想

[1]萩尾 のばらさん

選曲が面白い踊り子さんだと思いました。

観れたのは2演目。

①『JOY

周年作とのことです。
途中でY〇kiの同タイトルが流れて判断しました。
明るい雰囲気がいいですね!

特徴的だと思ったのが

ダンス→ベッド→ダンス

という珍しい構成。

まるでエンドレスに続いていくかのような感じがしました。


②『遠距離恋愛

タイトルに即していて
テーマが一貫しているのが面白いですね。

たぶん、このカップルは東京~大阪の約500kmくらい離れたところにいるはず?
その彼氏は大阪に行ってるのかもですねー。
隔たりがある中、本当の気持ちを伝えられないもどかしさがあるように感じました。

この演目には都度内容が変わる彼氏への電話パートがあると思われ、
今回はおおよそ以下のような感じでした。

「もしもし――今週はお客さんがいっぱい来てるよ」
「(天咲)葵ちゃんの周年週」

「葵ちゃんはスタバカードが好き」

といった台詞が!
私も抹茶クリームフラペチーノ好きなんですよねー。



[2]漆葉 さらさん

かなりスレンダーで要所要所にあるタトゥーが印象に残りました。

演目は2個出し?



エキゾチックな演目。
アラビアン一辺倒ではなく、どちらかといえばスタンダードなダンスでした。

しなやかな感じのステージから続いて
ベッドもゆったりとした雰囲気。




この演目が漆葉さんのキャラクター性にピッタリ!
奴隷のように従える犬とご主人様なS女。
ムチを持って、叩く様とか似つかわしいことこの上ないですねー。

毒々しい照明も相まって
ここはどこぞのSMショーをやってる箱かと思いました。


ムチで叩かれ
しばかれ
目隠しされる。

このSっぽさが見どころ!
きっと犬のようにいじめられたい男子はいるにちがいない!



[3]白雪さん

ラテン系の雰囲気がある方だと思いました。

観れたのは2演目。



洋楽で構成されていて
ダンサブルで滅茶苦茶上手い!
素早い動きとスローな動きの緩急があって
魅せ方を理解されてるような感じが。

ベッドでの一気にいかずに
焦らしていく感じとか卓越してると思います。

THE・ショーガールってたとえるのが適切!
相当場数を踏まれてきたように思えるというか。


②『モノノケ

たぶん、この演目と思われます?
①とは対照的に和の要素が強いと思いました。
いわゆる化け猫的な!

無邪気な猫ということで
愛くるしく、いたずらっぽい感じがいいですね。
盆かぶりだといいことあるかも?

ベッド曲最後によく聴いてきた曲が流れます。
道劇で『Sh〇ngri-l〇』ってやはり盛り上がる!



[4]柳 るいさん

どちらかといえば、東洋にいそうな踊り子さんっぽい感じがしました。

演目は2個出し。



曲や豪華なドレス的にディズ〇ーっぽい世界観
最初は某テーマパークのパレードを見物してるような感じに。
どこぞの作品のお姫様っぽい気高さがありました。

明るい表情から一転して儚い表情に移り変わっていくのを見ると
柳さんは陰ある感じの演技が無茶苦茶いいなー、と思いました。

なんだろう?
ミュージカルっぽい。




こちらはチャイナテイスト。
重い選曲が特徴的。
静かに見入ってしまいましたよ。

かつて同劇場所属の匠さんのような構成と川中さんのような表情といった要素を合わせ持つと思ったんですよね。
限定復帰はもったいないな、と私は思いました。

[5]天咲 葵さん

朗らかな踊り子さんだと思いました。

演目は2個出し。

①周年作

歌詞を追っていくと意味深ですよね。
』が一番キーかな、と。

秋なのに春。
デビュー時期的に秋ですよね。
いわゆる始まりですね。
夢が現実になったというか。

旅が多い業界というか世界で不安や孤独、理想と食い違うことってありますが、
どんなに悲しくなるときや辛いときがあったとしても
決意でもって笑顔で乗り越えていける
そういうニュアンスが見られたというか。

1周年おめでとうございます!



②『 ハート

こちらはトップの萩尾さんの演目のようです。
まったく違和感がないというか。
本家も観てみたいですねー。

スッキリした雰囲気の演目で
ご本人もお勉強されていました。



渋谷道頓堀劇場。
新鮮な気分で観れましたよー。
踊り子さんもスタッフさんも新しくなりましたよねー。

年内まだまだ行きます。


この日は渋谷センター街にある街中華の一つ兆楽

ルースチャーハン大盛りを。
この週はサービス品で100円安かったかと。
ルース=肉絲でいい感じの美味しさでした。


U氏から「好みがよくわからない」と言われました。
あえて誰を推してるとかは書きませんが
頑張ってる感じの娘が私的に好みかなー、と。
あと私は単推しってことはないです。

削除した2017年10月20日にも前も書いたと思いますが、
私なりの基準で正しいものには従い
間違ってることには従いたくない

という感じです。



お読みいただきありがとうございました。