※この記事は観劇とは関係ありません


7月6日に観劇したニュー道後ミュージック
その翌朝の出来事となります。


温泉場では
2016年1月中旬に有馬温泉に行っております。
有馬温泉は日本三古泉の一つでしたね。
今回訪れた道後温泉もその一つにあたります。


白鷺が温泉を発見したという言い伝えがあり、街の象徴となっています。
下記それぞれに白鷺をかたどったものが随所に見られましたね。
歴史は3000年と日本最古とも。


古くは聖徳太子(2年前に法隆寺行きましたね)や防人、明治期以降では夏目 漱石の『坊ちゃん』など。
何度も歴史に刻まれていますね~。


7月7日。
七夕ですね。
朝5時に携帯電話のアラートが鳴って目を覚まします。
確認すると、避難勧告が出ているとか。


諸々準備をして窓を見ると、大雨。
前日に宿の方に話を伺ったところ、キャンセルが殺到したらしい。
とはいえ、標高がある場所なので危険性は低い気はしました。
たしかに8日までは大雨だったので仕方ないかもしれませんが、その後は……。


6時。
傘をさして宿を一旦出ます。
雨で人がほとんど歩いていなかったです。


2018年現在。
道後温泉には主に本館、椿の湯、飛鳥之湯の三泉あります。
全部に入るにあたって、効率よく回るために営業時間を確認しました。


本館:6時
椿の湯:6時半
飛鳥之湯:7時



ということなので営業開始時間の早い順に行くことにしました
朝早い時間ということもあり、どこもほぼ貸し切り状態で入れました!
早起きは三文の得というやつですね。



■道後温泉本館



坊ちゃん湯とも。
1894年に建てられたそうで、漱石が訪れたのは翌年だとか。
道後温泉の象徴的な建物ですね。
宮崎 駿も『千と千尋の神隠し』で道後温泉をモデルにしたそうです。


霊の湯と神の湯の二泉あります。
最安で410円で神の湯に入浴可能。

せっかく来たので両方に入れて、なおかつ滅多に入れない3階の個室休憩所を選択しました。
1550円です。
上等』に入りたかったのと、皇室の者しか出入りできない又新殿も観たかったもので……。


又新殿など一部撮影不可な場所もあるので可能な場所を。

3階の個室です。
満室の場合が多くてなかなか入れないのですが、朝一番に入室。
趣がありますね~。



廊下です。

坊ちゃん団子を。
甘くて美味しい。


ゆっくりとくつろげる空間ですね~。

坊ちゃんの間です。
こちらは来館者は誰でも訪れることができ、撮影も可能。


かつて漱石と正岡 子規が利用したとか。
漱石になった気分ですね~。


又新殿は撮影不可なので軽く。
皇室関係者が利用されていた温泉です。
浴槽には実際に天皇が浸かっていたとされるお湯の後が残っていました。
専用のお手洗いもありましたが、未使用とのこと。
現在、皇室関係者は利用されていないそうです。


浴室には白鷺がいましたよ。



■椿の湯


例の翔田さんが走っていた赤いオブジェの右側にある建物です。


1953年に建てられたそうで
2017年12月26日にリニューアルオープンされたそうです。
400円です。
コインロッカー代で10円掛かります。


大衆浴場です。
タイミングがタイミングだったので自分がいたときは男湯独り占めでしたが。
子規の句が印象的でしたね。



■飛鳥之湯



2017年12月26日にオープンしました。
聖徳太子など飛鳥時代をモチーフとした建物だそうです
このすぐ隣にニュー道後ミュージックがあります。


通常は600円
特別浴室があったのですが、そちらは利用せず。

本館のときと同様に個室利用はしました。
茶菓子付きで1650円です。


このときは個室に誰も入っていなかったので選び放題でした。
従業員の方に断りを入れて全部目を通せました。

白鷺の間。

玉之石の間。

椿の間。

行宮の間。

湯桁の間。


どこも魅力的ですね!
どこにするか迷いました。

茶菓子です。
甘くて美味しかったです。


接客も非常に丁寧でかなりくつろげましたよ。
時間によっては浴室内で白鷺伝説にまつわるムービーが流れます。



■グルメ

風呂上りには何か飲みたくなりますよね?
ということで今回も!


道後ビール
ケルシュです。
約500円だったかと。
やや苦味がありますが、美味しかったです。



■感想



真夏に温泉っていいですね~。
かなり気持ちよかったです。


漱石や子規など松山は文字に縁のある街だな~、と思いました。
瀬戸内海を挟んで対面にある尾道と同様に。


大雨の影響もあって客足が減っていると聞いています。
道後温泉は問題なく営業しています。
風評被害だな~、と思うんですよね。


是非足を運んでお湯に浸かってほしいと思います。
町全体の雰囲気がいいので癒されますよ。


お読みいただきありがとうございます。