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私も持っている本の筆者ステップあやさんの記事を勝手に抜き差しています。
 
 
ステップあやさんすみませんm(__)m
 
イギリスでは
摂食障害に苦しむ人のうち5人に1人は男性だそうです。
また、男性の摂食障害のための入院が
過去10年で66%も増加したそうです。
 
おそらく日本ではもっと多いかもしれません。
日本のヤセ志向の高さは世界でもトップクラスです。
加えて以前にも紹介しましたが、
日本の高校生は他国に比べ、自分を太っていると思い込み、
加えて自分を肯定できないというニュース を考えてみると
男女ともに、イギリスの何倍も多いのではないか?という気がします。
 
 
摂食障害って、男女ともに、治療に消極的になれないため
(苦しくて治したくても、治ることも怖いのがこの病気だから)
病院にかからない人も多いと思うので、
実際は数字に表れるよりも
もっと沢山の人がこの病気に苦しんでいるのではないかと思います。
 
(私も18年のうち病院にかかったのは片手で数えられるくらいの年数でした)
 
それに加えて男性の場合は、
まだまだ世の中では
「十代の女の子がかかる病気」というイメージが強い摂食障害だと
認めたがらない場合が多いのではないか、とのこと。
 
また、女性にも多いのですが
男性では特にエクササイズの強迫観念に苦しむ方が多いとのこと。
 
おそらく割れた腹筋、モリモリの腕、などが男性の美のサンプルだからだと思いますが、日本では華奢な男の体の俳優さんなども多いので、この辺の事情は違うかもしれません)
 
それと、過食症の場合、体型は健康に見えることがおおいため、
周囲にも気付かれにくいとのことでした。
 
専門家の方たちは、
モデルによってパーフェクトな体型でなければ、
という強迫観念が男性にも高まったせいだ、といっています。
 
本当はもっともっと奥深い理由も
あるはずだと思いますが、
メディアによるボディイメージのゆがみは大きいと私も思います。
 
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こんなニュースを紹介したところで、
苦しみは変わらないとだろうけど、
 
リアルでもネット世界でも
人にで抱え込み、同じ病気の人とさえ交流することもできず
1人で苦しんでいる人もいるんじゃないかと思ったので、
ひとりじゃないよって伝えたくて記事にしました。
 
それと、男性だって同じように体型に繊細になってたって
全然ヘンなことじゃないよってしってほしくて。
 
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これまで、摂食障害に女性が多いのは
ジェンダー社会と関係している、と指摘されてきましたが
だんだんと関係なくなってきているように思います。
 
格闘家の角田信郎さんも、過去に
体重管理とストレスから過食嘔吐という「自傷行為」をしていたと
ご本人のブログ(6/7付け、アメブロです)で告白されていました。
 
 
摂食障害は甘え病ではありません。
 
ダイエットの反動やジャンクフードの添加物や人口甘味料の
”取りすぎ”(一口でも食べたらダメとうけとらないで)や、
カロリーの多い少ないに関係なく、栄養がない食事ばかりを続けていれば
体は「食べたい信号」を出すのは当然で、意志の強弱のせいではないのです。
 
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自分も周りから見れば痩せている
 
なんて思われている。
この本を読んでいると、不思議に思われる。
 
 
でも、自分は痩せているなんて全然思わない。