新型コロナも大分落ち着いてきており、久々に妻と二人きりで深夜の映画鑑賞です。
カンヌ国際映画祭で2冠を受賞した作品です。
やはりこのソンガンホという人の演技は素晴らしいですね。
韓国映画は結構観ていますが、
イビョンホン、イヨンエらと一緒に出ていた朝鮮半島分断をコミカルに描いた《JSA》
盧武鉉元大統領の半生を描いた 《弁護人》
民主化運動を題材に実話に基づく光州事件に関する
《タクシー運転手 約束は海を越えて》
実際の殺人事件の基づいた未解決事件んの殺人の追憶
そして、カンヌ国際映画祭で特別賞を受賞した
《パラサイト 半地下の家族》
失礼ながら、その当時韓国映画なんて、どうせ。。。
と思って見たら面白かった南北分断を描いた
《シュリ》
植民地時代を背景にした《密偵》
日本語での演技も圧巻でした。
そして、大好きな是枝監督の作品です。
独特の支店で描かれていますが、家族とは何だろうと深く考えさせられる内容です。
上の子が生まれる直前に観た《そして父になる》
独特な視点で描かれた《万引き家族》
そして、今回のベビーブローカー
皆孤独な人生を送っているなと。
今はこうして家族と一緒に過ごせているこの瞬間が本当に幸せであると、思いっきり噛み締めていますが。
昔はひねくれていた自分がいて、共感する部分が沢山ありました。
流石、是枝監督です。
家族とは考えさせてくれる映画です。
自分も養子として育てられ、愛情いっぱいに育てられてきましたが、どことなく孤独を感じながら過ごしていた時間がありました。
その時は辛く、永遠とこんな状況が続くんじゃないか。
光が全く見えない、夢も希望もないどん底でしたが。
今となっては、結婚し、二人の元気いっぱいな息子にも恵まれ、常に笑いが絶えない家庭が築けています。
夢にまで見ていた、まさか現実になるとはと思っていたことが全てかなっています。
赤ちゃんポストには入れず、外にそっとおく、後で分かりますが、殺人者ですね。
殺人が正当化されてはいけませんが、
そんなこと言われたら誰もがかっとなるでしょう。
愛する息子のために。
犯人を捕まえるために、そっと
赤ちゃんポストに入れる婦警さん。
ご主人との携帯での会話越しの様子を見ると恐らく子宝に恵まれなかったんだと思います。
後に限定的ではありますが、育て上げる。
子宝に恵まれない人達がどれだけ多いことか。
こんな世の中は変えていかないといけないですね。
産めよ増え、無制限ではあるませんが、子供を産むことができるのに制限をかけてしまう。
本来の人間の姿ではないと思います。
全ては資本主義と言うことで、制限をかけてしまっているからだと思います。
お金をばらまきすぎるとインフレーション、経済混乱するとなりますが、突き抜けてしまえば、もうお金なんてと世の中になるのではないでしょうか。
元ゾゾタウンの前澤さんも私とは次元が違いますが、最近みた雑誌の中で
同じようなお話をされていて、自分の考えは間違っていない、自分が進むべき道はこれだと決意させていただいた瞬間です。
養子に出して欲しい。お父さん、お母さんが恋しい、純粋でわんぱくな男の子
再婚相手との間に子供が
出来てしまってせつなくなってしまうお父さん。
ませた娘は、伝えるべき内容のみ伝えて帰ってしまいます。
せっかく注文した大好きなパフェも食べずに。
いつまでの父親だからね。
本当?
産まれてきてくれてありがとう。
昔の自分もそうでしたが、この一言を聞いたことがない人間が
本当に多いんだなと。
嫌、きいたことがないのではなく、当然皆きいているのに、ある出来事や衝撃などで、忘れてしまっているのだと思います。
時間とお金に制約をかけてしまうことで、不幸に
なってしまう。
様々な問題が起きてしまいます。
たぶん子育て世代とか不妊治療をしている世代が共感できるないようなのだと思う。
強姦で産まれてしまった子供たちはなどなど、心をめぐらせますが、
心苦しくなります。