ご無沙汰しております。
コロナだ災害だとなにかと鬱々とした日々ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はあれから色々大変な事が重なり、まだ埼玉県民です。人生すっかり行き詰まってますがなんとか元気にやっております。

さて、すっかりインスタオンリーになっておりましたが、杏さんからたまにはアメブロも!とリクエスト頂いたので、インスタの焼き直しですが、とりあえずこの数ヶ月のベーキングまとめ、いっときます。


3種のフルーツロール。
大好きな柚木涼子さんのレシピのアレンジです。
ふわふわのパン生地にカスタードを詰めて焼き上げ、アップルマンゴー、ブルーベリー、アプリコットを載せました。
この甘さはもはやスイーツです。


二色のレーズンパン
こちらも同じく柚木涼子さんのレシピのアレンジ。
二種類の干し葡萄をたっぷり混ぜ込んだ生地にアーモンドをトッピングして焼き上げてあります。
私のは全粒粉と小麦ふすま入り。


ライ麦全粒粉100パーセント、自家製のサワードウを使って焼いた天然酵母パンです。
ハイジの黒パンですね。ペーターの盲目のお婆さんが、黒パンは硬くて食べにくいと言って食が進まないのを見ていたハイジは、お婆さんに食べさせてあげたくて、フランクフルトから白い柔らかなパンをエプロンいっぱいに包んで抱えて持ち帰ってお婆さんに届けたんですよね。
私はこのパンが大好きなのです。
とろけたラクレットなんてのせた日にはもう、最高〜!


自家製無塩発酵バター。
最近バターもお高いし、コロナ渦で品薄です。ならば自分で作ってしまえ。生クリームを発酵させてサワークリームを作り、攪拌して油脂とバターミルクに分離させて作っています。
口どけが滑らかでとっても美味しいです。


コーンと生ハムのパン。
山ほどコーンと生ハム入れたから丸めるのも一苦労。でもコーンが甘くて美味しかった!


ロングシャウエッセンのビールパン。
水の代わりにビールとマスタードと粗挽きの黒胡椒を使って仕込んだパン生地の中に猛烈に長いシャウエッセンが巻き込んであります。
ビールが飲みたくなるパンでした。


失敗パン三種。

十字に切り込みが入ったロッゲンブロートはライ麦100パーセントのサワードウブレッド。天然酵母のみで膨らませてます。まあ、これはもうちょい膨らんで欲しいかなってくらい。今回は押し麦入りでマルチグレインを軽くまぶして焼いてます。

右のスマイリーな切込みのパンは間引きサワー種を使ったシュバルツバルトブロートのプレーンで、ケシの実をまぶして焼いてます。

左のは同じく間引きサワー種を使ったシュバルツヴァルトブロードで紅茶葉と自家製夏蜜柑ピール入り。丸め方が甘かったか、発酵温度が高すぎたか、生地がだれて平たいタレ尻パンになっちゃった。

どちらのシュバルツヴァルトブロートも生地表面が乾き過ぎちゃったか側面がパックリ!ちょっと!そこじゃない!って感じで。😂

まあ、何にしろ少しずつ0.1歩ずつ前進はしてる、かな?



これは上の写真の左下の紅茶葉と自家製夏蜜柑ピール入りのシュバルツヴァルトブロートの断面。


こちらは同じく上の写真の右側のケシの実をまぶして焼いたプレーンなシュバルツヴァルトブロートの断面。


こちらは間引きサワー種を使ってストウブの鍋で焼いたシンプルなシュバルツヴァルトブロート。
ストウブの鍋で焼くと見栄え良くて気分上がる!
でも11月に痛めた右肩がまだ痛むから、比較的高い位置にあるオーブンへの出し入れに一苦労。


100パーセントライ麦と自家製サワードウのロッゲンブロート。
これは偶然にもいい出来だった!100パーセントライ麦、イースト不使用ってなかなかうまく膨らまないのです。


これも中欧の味再現シリーズ。ドレスデンのクリスマスマーケットで食べたRahmbrotラームブロートという釜焼きパンがめちゃくちゃ美味しかったので、またしつこく現地のレシピサイトを探してトライ!

我が家のサワードウで一晩かけて生地を仕込みました。本当は現地のタイプ550というもっと精製度の低いミネラルをたっぷり含んだ小麦粉で作るのですが、手に入らないし、自分でそれっぽく配合するのも流石に難しいかなと、強力粉+小麦ふすまで代用。

薪釜じゃないし、粉の違いはあるけど、思いのほか近い感じのが出来たかな。クリーム端まで塗りすぎたら両端の生地がぷっくり膨らむ余地がなかった。😂

ちなみに、ラームはクリーム、ブロートはパン。

サワークリームを塗って刻みベーコンを乗せて焼いて小葱を散らしたピザみたいなパンです。

焼きたて頬張ると幸せなんです!



最近よく作るラウゲンブロートヒェン。
いわゆるプレッツェルというの生地の変形バージョンで、ラウゲン液はないので重曹液に浸して焼いてます。現地のほど艶が出ないのはやはりそこの差かしら? まあ、分かってる、単なる技術の差もがっつりあるよね、きっと。


こちらは随分久しぶりに焼いた黒オリーブとローズマリーのフォカッチャ。
長年大切にしている私のローズマリーさんが大活躍。マッシュルームのセゴビア風と一緒に出したら、甥っ子の手が止まらなくなってた!


これも自家製のフォルサワーを使ったイースト不使用、ライ麦全粒粉100%のパンRoggenvollkornbrotと、全粒粉小麦100パーセントでイースト発酵のパンと、間引きサワー種を使ったヴァイツェンミッシュブロートなど盛り合わせ。

ライ麦パンはごく薄くスライスして食べるので、

作るスピードに食べるのが追いつかず、我が家は最近パンが余り気味。作るのセーブせねば。😅



オーバーナイトで仕込んで朝焼いたパン。

小麦全粒粉に間引きライ麦サワー種入り。

強力粉入ってないから生地がダレた。

縦にさっぱり膨らまず。

では硬い重い密なパンかと言えば、そうじゃない。

クラストはバリッと、クラムは柔らかでもっちり。

焼きたて熱々を待ちきれず切ったらクラムが捩れる捩れる。😅

やっぱりもう少しグッと我慢すりゃー良かったよ。

その方が美味しい訳だし。



これがさっきくらしつこく出てくるサワー種。
ライ麦と水だけで作った天然酵母です。


ヴァイツェンミッシュブロート二種とラウゲンブロートヒェン。

ヴァイツェンミッシュブロートはライ麦全粒粉45%  小麦全粒粉10% 入り。真ん中のはポピーシード、右のはマルチグレイン。

この日のラウゲンブロートヒェンはシンプルな

ラウゲンブロートの生地に小麦ふすまをプラス。

色々配合を試しています。


もうおわかりのように、最近私はドイツパンの修行中です。たまに息抜きに甘く柔らかなパンも焼きますが、基本はドイツパンを試行錯誤しながら作っては食べ、また作るの繰り返し。失敗ばかり、わからないことばかりですが、パン作りに熱中している時間は私にとって一番の癒しです。

そんな訳で、ほんのハイライトだけですが、

最近の自家製パンでした。