信州で過ごした週末、畑仕事もなく、親ともバッティングせず、
久しぶりに私達だけのペースでのんびりゆっくりできたので、
こんな日はやっぱりスロークッキング。
冬の滞在中はずっとつけっぱなしのストーブの上で
じっくりコトコト煮込んでみましたよ。
鶏の手羽元とキャベツと牛蒡の煮込み
自家製雪下キャベツを美味しく食べようと
シンプルなこのメニューに決めました。
鴨肉だと某超有名フレンチ店で出されてるお料理になるって噂。
庶民な我が家は普通の安売り鶏肉です。(笑)
鶏肉がホロっと柔らかく、素材の甘みと旨味だけで
あっさりとして滋味豊かな、とっても優しいお味になります。
こういう煮込み料理はほっこりと癒されますよね。
もう一品は自家製雪下人参の炊き込みピラフ。
人参とキャベツの芯とマッシュルームを使って
お野菜たっぷりでヘルシーです。
ところで、このキャベツと人参はこんな深雪から掘り出しました。
キャベツ収穫に行く途中、ふかふかの新雪に誘惑されて
ついついこんなオーソドックスな遊びをば…
せーのっ! バタッ
あら、私の頭の空っぽさ、軽さがよく分かる一枚ですね。
頭の部分ほとんど凹んでないし・・・
雪は嘘つかないんですねぇ。
それに比べて起き上がる時に尻もちを付いたとはいえ
なんなのこの腰まわりと腿の大きさは!(笑)
もう一夜は久し振りに生パスタを打ちました。
卵黄たっぷりのタリアテッレです。いやーん、高カロリー!
たまに作ると失敗するのが世の常というもの。
今日も、レシピ通り作った筈なのに生地硬い!
パスタマシンじゃなきゃまず伸ばせなかったわね、これは。
信州の湿度40%という尋常じゃない乾燥具合がいけなかった?
更に、ちょっと仕上げも分厚過ぎて歯ごたえあり過ぎ。orz
イカとあさりをたっぷり使ったペスタトーレにしました。
お皿選びを間違えたら小さ過ぎて溢れそう。美しくない。
余白の美はどこに行ったんでしょう?
パスタソースは夫作。パスタは生地作りは雪娘が、
パスタマシンでの伸ばしは主に夫が担当。
まあ、新聞読んでる夫を無理やり呼び出し強制労働させたとも・・・
鬼嫁ですね、私。
食後はルームライトを落として、テラスの外灯をON。
窓際に椅子を寄せて、食後のコーヒーや白ココアを飲みながら
ゆったりと雪景色を楽しむのが我が家流。
今回はドラマ「優しい時間」のサウンドトラックをかけてみました。
アンドレ・ギャニオンとか、なんだか雪景色に合うんですよね。
静かに真っ暗な空から舞い降りてくる雪がライトアップされて
とても幻想的です。スノーカフェや私道が次第に
雪にうもれていく様子もなんだか良い感じです。
最後の一枚はあなたの為に。 さあ、ご一緒にいかがです?










