さあ、可哀そうなオーナーさんのお話、後編でございます。


先日エアコンの故障個所を確認したオーナーさん、

今朝、修理部品を持ってまた我が家へいらっしゃいました。


一応、小さかったんだよなと思いつつも、

先日と同じスリッパを差し出した雪娘。

が、しかし!、オーナーさんは学習していた!

「今日は自分のスリッパ持ってきちゃいました(;^_^A」

マイスリッパを履いたオーナーさんはリビングへ。


そ、そうですか、と出したスリッパを片づけて、

今日は事前につっかけの中は確認済みだから大丈夫

等と思いながら雪娘がリビングに行ってみると、

なんとオーナーさん、マイ靴を玄関からそのまま持参され、

それを履いて既にベランダにいらした!

学習してはる!!!そこまで警戒せんでも・・・(・_・;)


窓開けてベランダの植物の様子など見ていたら、

オーナーさん気になるのか、「寒いですから、

どうぞ中入って閉めてて下さい。」との事。

雪娘、言われたとおりに窓閉めて、しばし書類整理など。

そしたらね、お腹痛くなってきて、お手洗いへ…

しばしトイレ引きこもっている間に洗濯終了の音が。

そのまま隣の洗面所に移動して洗濯物を出し、

くず取りネットの掃除等をしていたら、どこからともなくドンドン!


ん???窓をたたく音??窓??


アッ!!!( ̄□ ̄;)!! もしかして、私・・・

さっきベランダの窓のカギ閉めちゃった?


そうです、なんと雪娘、この寒い屋外に、

オーナーさんを締め出しちゃってたのです!叫び

い、、、いったいいつから…?ガーン

せっかくうちのエアコン直しに来てくださった

このいつもニコニコ優しいオーナーさんに対して

私ったらなんてひどい事を!!!


数年のアメリカ暮らしと、普段一人で家にいる事が多いせいで、

つい無意識に窓や扉閉めると同時に鍵閉める習慣が。(><;)

せっかくマイスリッパ持参して、マイ靴履いて自己防衛したのに

結局最後の最後でやっぱり災難に逢ってしまったオーナーさん。

ひたすら謝りまくる私に、「だ、大丈夫です(^▽^;)」 と

幾分ひきつった笑顔で答えつつ、その帰りがけに玄関で

「もう、他は何も問題はないですよね?」ですって。

ああ、そりゃそうだよねー。酷い目にあったもんねえ。

もうあの家には絶対行きたくないって思ってるだろうなー。


ごめんね、ごめんね、本当にごめんね、オーナーさん。

何の恨みもないのよ。日々感謝こそすれ、恨みだなんて。

ただ単に、運が悪かっただけなの。本当に、心からごめんなさい。

可哀想過ぎるオーナーさんは今日もニコニコしながらも

逃げるように帰って行かれましたとさ。


あーあ、自分のダメっぷりに本気で頭が痛いです。

こんなんで大丈夫なんだろうか、私。

もう、激しく反省・・・なのです。