東北関東大震災の犠牲になられました方々のご冥福をあらためてお祈り申し上げます。


また被災され厳しい生活を余儀なくされている方々の、一日でも早い生活基盤の復興を心より願っています。


被災していない地域に住む私たちができることは、いつも通りの生活を営むこと。


必要以上に自粛せず、必要以上に買いだめしないこと。


東北地方の実家に帰省していて今回の地震を経験した近所のお母さんのお話を伺うたびにそれを痛感します。


一日一日、できることをしっかりやっていこう―そう思います。






しばらく更新を怠っていたので書きたいことがたくさんあるのですが、まずは週末のことを書きますね。


先週は珍しく快晴だったので、お気に入りのお店サンセットへ行きました。


海風の吹くテラス席で目前の海を眺めながらロコモコを食す…というのが私のこのお店での楽しみ方なので、玄界灘の冷たい風が吹き付ける冬はなかなか行けません。


屋内の席はおちびたちがいるので座りづらいです。


あれをくれー歩かせろーとうるさいのでね汗


先週は晴れている上に暖かかったので、これはサンセットに行くしかないでしょう!と夫とウキウキしながら行きました。


以前行った時店長さんに「ブログに載せてもいいですかー?」と激写されたおちびたち、覚えていただいていたようで「わー大きくなったね!」と頭をなでられてニヤニヤとご満悦でした。


おちびたちは変り種コロッケ+私たちのロコモコを取り分け。


最近は外出先で私たちのメニューを取り分けられることが多くなったので楽ちんです♪


ものすごーくこぼすけど。


相変わらずロコモコはおいしかった~。


野菜とライスとハンバーグの量のバランスが絶妙。ソースの味が最高!


家族全員気分よく食事を終えた後は、目の前の海に下りてみました。




ぴりりな生き方   テラス席から見える海。




ぴりりな生き方   この日は波がおだやか。



ぴりりな生き方   波を見つめるおちびたち。


ちびたの服が裃みたいになっていますが、夫が沖縄出張の際に米軍御用達のお店で買ってきた服です焦る

そうです、サイズがでかいだけなのです。


久しぶりに見る海におちびたちのテンションも上がりっぱなしで、「うきゃーーーーーっ」と叫びながら波と追いかけっこをしていました。


残念ながらちびたは波に翻弄されこの後ひざから下がびしょ濡れになります・・・


サンセットへ来られるのはもう少し先だと思っていたのでうれしくて、私もかなり楽しめましたー。






そして今週末は雨が降ったりやんだりの天気の中、福岡市美術館へ。


今月17日から日独交流150周年記念としてハンブルク浮世絵コレクション展が開催されています。


これはドイツのハンブルク美術工芸博物館の館長ブリンクマン氏と、コレクターであるシャック氏が収集していた浮世絵のコレクションの中から選りすぐった約200展を公開するもの。


地元フリーペーパーの懸賞でチケットが当たったので行ってみました。


会場である福岡市美術館、実は行くのは初めて。


妊娠前には行く機会がなく、おちびたちが生まれてからは小さい子ども連れで美術展は無理だろうと思っていたので行こうと思うことすらなかったんですね。


けれど半年ほど前に館内にキッズスペースができたというのを知って、「これは子ども連れでもいらっしゃいってことなんじゃないか?」と勝手に解釈。


今回は夫も一緒だったので、最悪夫と私が展覧会回りとおちびたちの監督を分かれてやればいいかと。


このキッズスペースは、化学畳(つまり人口畳)が敷いてあって土足禁止。


壁面には動物や葉っぱなどいろんな形をしたクッションがマジックテープで貼りつけてあって、貼ったり取ったりして遊べます。


また絵本もたくさん置いてあり、ミニテーブルで読めるようになっていました。


で、ここで遊ばせている間にどちらかが入場しようとかんがえていたのですが。


受付で「ベビーカーご利用になりますか?」と言われ、それでは…と借りて入場口に向かい。


そのままスルーできちゃいましたええ!!


乳幼児も入場OKとはつゆ知らず、妙に緊張していたのはどうやら私たちだけだったよう…。


それでも場内はほとんど話し声が聞こえない静寂の中で皆さん集中して観覧しているので、いつおちびたちがぐずりだすかと気になってしかたありませんでした。


ぐずったら即退場しなければ迷惑だし。

再入場できないのでけっこう覚悟いります。


幸いちびたはこの静けさと暗めの照明が効いたのか入ってすぐに熟睡。


ちびこも眠らなかったもののじーっと黙ってくれていて助かりました。


子ども連れで美術展なんて無理、幼稚園に行きだして私だけの時間が取れるようになってからだ―と思っていたので本当にうれしかったです。


展覧会の内容ですが、東洲斎写楽や歌川広重・葛飾北斎といった有名絵師たちの作品だけでなく、絵師やその弟子たちによる版下や画稿(作品になる前の下書きのようなもの)などもあって、なかなか見ごたえがありました。


個人的に感じ入ったのは葛飾北斎の作品。


やはり富嶽三十六景はすごい。波の写実性の高さは有名ですが、山や樹木の細かい描写にも感動しますね。


また歌舞伎役者を描いた数々の役者絵では現代でも名前を聞く役者がたくさん出てくるので、あらためて歌舞伎という芸能の歴史の長さを感じました。


海老蔵くん、頑張らなきゃいかんよー。


展覧会を観終わった後は、美術館に隣接している大濠公園でお散歩。


大濠公園は福岡市の中心部近くにある大きな公園で、市民ランナーに人気のランニングコースでもあります。


パンジーがあちこちで咲いていてきれいでしたパンジー



ぴりりな生き方   ソフトタッチを心がけるちびた。




散歩が大好きなおちびたちは、池の周りにある約2kmのランニングコースを一周しました。


夫や私の方がヘロヘロ疲れる


帰りの車の中で爆睡してました。

そりゃそうだ。






さて、私の近況ですが(えーい、別にいいと言われても勝手に書きますぅ)。


今年に入ってずっと続いていた仕事の研修がやっと終わり、一段落しているところです。


実は、研修を受けている間もずっと不安なことがありました。


それは本当に仕事をしていけるのかということ。


どんどん自我が強くなってきたおちびたちは、一人遊びがずいぶんできますがぐずったりケンカすることも多い。


納期に間に合わせるためには一日の中である程度の仕事時間を確保しなければいけないから、今までのようにいつおちびたちがぐずってもケンカしても対応できるわけではありません。


仕事に時間を取られすぎておちびたちとの時間をなくすのは本末転倒な話。


だから散歩の時間や一緒に遊ぶ時間は必ず持とうと決めていますが、となると仕事はおちびたちが寝入った後にすることになる可能性も高く。


今までのーんびり過ごしてきた私がそうシフトチェンジできるだろうか…と、研修が進む間に自信がなくなってきていたんですね。


そこで今月に入ってから、あえてPCに向かう時間を日中にとるようにしてみました。


おちびたちが起きている間PCに向かえる時間はどれくらいか、私がPCに向かっていてもおちびたちはある程度遊んでくれるか、一週間ほどテスト。


その結果、何とかなりそうという結論に至っています。


もちろんぐずる時もあるんですが、母がPCに向かっていること自体はそう気にならない様子。


2時間くらい2人で遊んでくれている日もあり、意外に平気じゃん!と。


これなら1時間おき1時間半おきくらいに休憩をとっておちびたちと遊んだり家事をすることができそうだし、日中でもかなり仕事ははかどりそうです。


やはりね、私も夜は普通に寝たいから苦笑

日中に仕事が進むならそれにこしたことはないのです。


当初は個室を使おうと考えていましたが、リビングから離れてしまっておちびたちの様子が全く分からなくなるので×。


リビングの隣にある和室にベビーサークルを残して、その中に机を入れ、作業スペースにしました。


これならおちびたちがPC近くに来ることができないので、コードを引っこ抜いたりキーボードを触って誤作動したり…という事故も防げます。


さみしいことに私のSOHOスペース、約2畳悲しい 


ま、しかたない。


仕事をするうえで必要なPCの付属品やマニュアル・各種証票などは得意先からの支給品で紛失や破損は厳禁なので、ベビーサークルを利用する方法はかなり安心です。


意外な使い道があるものだ。


そして、この一段落している今のうちに…とネットで営業をかけて、2つほど単発の仕事をいただきました。


妊娠前からSOHO関連サイトにはいくつか登録をしていて、妊娠を機に仕事を請けない設定にしていたんですが、単発限定で請ける設定に変えました。


長くなってきたので次回書きますが、我が家には深刻な経済危機が訪れる可能性が出てきまして、その時のために仕事を複数請ける状況に慣れておこうかなと。


1つはすでに納品し、もう1つは今月末までに納品予定。


自分で働いて報酬を得る、何という充実感でしょうかムフッ


忙しいのは確かです。日中に時間が取れず夜の2時3時まで仕事をした日も一日ありました。


それでも無事納品し先方からOKをいただき、請求書を起こして自分名義の口座に入金される、この喜びは仕事をしてこそ得られるものだということをあらためて実感している今日この頃。


そんな状況のせいか、やりたいことや将来なりたい自分の姿についても考えるようになってきました。


おちびたちがいるので、体力を削ってまでやみくもに働くことはしません。


というか、そもそも無理がきかない年齢になってきたのでできないです。


経済危機がやってきたとしても、私や家族から笑顔が消えない働き方をしたいです。


でなきゃ働く意味がないから。


時間をうまくやりくりしながら頑張っていきたいです。