今年度の毎日通園の療育の募集には間に合わず、週一だけ療育園に通う娘。
秋の装いな娘
週一なんかじゃ少な過ぎて効果出ないんじゃないの？と毎日通園に通えず半ばなげやりな気分で通い始めた週一療育。
私の出産の関係で6月半ばから通い始めて今で三カ月ちょっと。
思いのほか効果出てきたー
言葉での指示だけだとなかなか理解出来ない娘だけど、療育園に着いたらカバンからコップやお箸を出して決められた場所に置く、自分のカバンは自分の棚にしまう、服に名札を付ける、といった一連の流れを理解したようで療育園に着いたらスムーズにこれらの事が出来るようになった
言葉の意味をしっかり理解して行動しているというよりは療育園に着いてからの流れを周りの雰囲気や先生のジェスチャーを見ながら身体で覚えた感じだけど、療育園に通いたての頃は療育園に着いてから何をするか本当にさっぱり分かってない様子だったから進歩だなぁと思う
自分のしたい事があるとなかなか順番待ちが出来ない娘だけど、療育園で練習を重ねた結果、以前より少〜し待てるようになって来た。
理想は自分の番が来るまで椅子に座って待てるようになること。
これは娘にはなかなかハイレベルで、すぐにゴロゴロ床に転がったり癇癪起こしたりしがち。
待ち方に難ありだけど自分の番が来る直前になると椅子に一瞬座って待ったりする。進歩
自分の番が来る直前になると椅子に一瞬座って待ったりする。進歩偏食が激しい娘は決まった数種類のものしか食べず、療育園の給食もほとんど手をつけてくれなかったけど、最近は給食で出された新しい食べ物に興味が出たみたいで突いたり、匂いを嗅いだり、舐めたりしてる。
それで気にいると汁だけ飲んだり。
以前は手を付けることすらなかったからこれも進歩
療育園は家ではなかなか行うのが難しい内容を凝縮して行ってくれる。そして何より家での娘への接し方のヒントが療育の中にたくさんあって、親である私が学ぶところが大きい
日頃、娘をただ好きなように遊ばせるより「今からこのおもちゃで遊ぼう」「おしまい」を取り入れたり、こちらが指示した順番通りのおもちゃで遊ばせる(積み木を詰んでね、そしたら好きなおもちゃであそんで良いよ)など、少し指示を入れて遊ぶとそれだけで娘の発達の手助けが出来る事が分かった
１０月から療育園は後期クラス開始でクラス替え。
娘より小さな子が発達年齢では娘を追い越して同じ週一療育でもレベルの高いクラスに変わる。
娘より小さくて、娘より障害が軽い子が申し込みが我が家より早かったという理由で私が喉から手が出るほど切望している毎日通園に変わる。
どれも客観的に考えれば仕方のないこと。。。
でも私は親だから客観的に考えられなくて辛い、苦しい、もどかしい気持ちになった
特に毎日通園がまだ順番待ちな事にもどかしさが溢れる
療育園の帰り道、もどかしくて堪らない気分のまま車のハンドルを握る私の横で療育園が楽しくてご満悦なニコニコ娘。
以前は療育園から帰りたくなくて帰りの車ではギャン泣きしてたのにいつのまにか成長してニコニコ帰れるようになってる。。。
娘の「出来ない事」には目がいくけれど「出来るようになった事」はしっかり見ておかないと見逃してしまいそう。
娘は私が思うよりたくましく成長してるみたい
そして週一療育しか受けられていない現状に焦りを感じていた私に朗報が
夏頃に発達外来の病院に娘に療育の機会が少ない事を相談したら、秋から特別に発達外来の病院で個別療育を受けれる事になった
娘が通う発達外来の病院では個別療育は希望者を募ったり募集をかけたりはしていなくて、個別療育に空きが出た際に病院側から必要と思った人に声をかけるという方式。
個別療育の枠も少なくて声をかけられる人は異例と捉えて良いくらいと聞いていたからなかなか難しいかなと思っていたけれど、今回娘が受けられる事になって少し安心
それだけ娘が療育の機会に恵まれてないんだと思うとなんだか複雑だけど、現在私の住む市は療育満員状態で待ってる人だらけ
療育の毎日通園に通える優先順位は私の娘が通う園では障害の程度が大きく加味されるけれど、(ある程度障害がある人の中では)早い者勝ちな面も多少あり。。。そしてそもそも空きがないから入れないという状況。
私の住む市では小さい頃(年少さんとかそれ以下)から毎日療育園に子どもを通わせるにはもっともっと早くから療育の相談に行くしかなかったのかな
娘は小さい頃、癇癪もなく多動もなく、とても育てやすい子だったし、喃語をたくさん話していたからあと少ししたらたくさん話すようになるだろう、まさか障害なんてないだろうと思い私は療育の相談に行こうという考えすらなかった。
かかりつけの小児科に相談したら3歳までははっきり分からないよと言われたから余計に安心してしまったというのもあり
今となっては後の祭りだけど、娘をあと１年早く毎日療育に通わせたかったな
毎日療育に対してもどかしい気持ちはあるけれど、個別療育がとても充実した内容だし、今年はそれで良しとする
個別療育についてはまた今度
