娘に療育手帳を取ることを決めてその気持ちに迷いはなかった。
でも手続きは結構精神的に辛かった
娘が中度知的障害を伴う自閉症と診断されてあまり間がなかったせいもあるかも。
療育手帳を取れるかどうかのIQテストを受けて結果を聞いた時、そこまでスコアが低いと思ってなかったからちょっと泣きそうになった
病院で中度知的障害と言われていたのに、IQテストでは療育手帳取れるかどうか、くらいの微妙なスコアになるんじゃないかな?テスト出来すぎたんじゃないかな?と勝手に思っていたからIQテストの結果を聞いて無駄にショック倍増
苦笑
何度IQテストをしても中度知的障害の枠に入る娘。IQテスト、娘は家では出来るのにテストの時には出来ないといったタイプではなく、いつも家で出来ている事はテストでも出来ているタイプ。
あー、娘は現状、本当に本当に中度知的障害なんだ。。。と思った。←いや、だからお医者さんも言ってたでしょ?
って話だけど





児童相談所でIQテストをして療育手帳の交付対象だと分かったら今度は市役所に療育手帳の申請へ。
療育手帳を申請する市役所の窓口が福祉課の障害者窓口。
よく「障害」の「害」の字問題とか見かけるけど私はそのような事は何も気にならないタイプ。
「普通の子」とか「健常児」って言い回しも「普通」って何?という感じで議論があるみたいだけどそういう類の話もあまり興味ないタイプ。←こんな感じなのでブログでもこの辺りの言葉の表現に気を使ってないです
気になる方、すいません。。。
私はもっと単純に、障害者窓口に自分が愛娘の療育手帳の申請に来た事実、娘は障害者なんだっていう現実が辛かった
数年前、出生届を出した時、戸籍、住民票に娘の名前が記載されてとても嬉しかった
公的にも家族になれたんだっていうキラキラした思い
この時はまさか数年後、娘の事で障害者窓口に来るなんて想像もしなかったな。
児童相談所にIQテストを受けに行った時も市役所に療育手帳の申請に行った時も気を張ってないとなんか泣きそうな気分だった
療育手帳の申請が終わって車に戻りエンジンをかけたら緊張の糸が溶けて一人、市役所の駐車場でめっちゃ泣けた
私が市役所から帰るのが遅いから旦那が心配して電話をかけてくれた。
でも旦那に泣いてるって悟られたくなくて、しかも電話に出たらさらに泣いてしまいそうで電話に出れなかった
娘の障害を認めたくないわけじゃない。
療育手帳を取る事に迷いがあるわけじゃない。
障害があるから不幸になるってわけじゃない。
そんな事は分かっているけど、療育手帳は涙の手帳だと感じた日だった。
実際には療育手帳は知的障害のある人が少しでも豊かに暮らせるようにと考えられたとてもありがたい手帳なのだけど
