明日は知人の日本舞踊の舞台を見に行きます!


私、実は。

3歳から18歳まで日本舞踊習ってました。


以前にも書いたことあるけれど。

子供の頃からすっごいお転婆。


木登り、屋根登り、塀登り、ホッピングしたままお買い物などなど。


両親が心配して

「このままではいかん。。。」とな。


もう少し、女の子らしくなんないべか?

と悩み、習わせた模様。



今、思い起こすと

唯一長く続いた習い事が

この日舞と書道。


どれも正座&和。

子供の頃から、日本的な物が好きみたい。

楽しくて仕方なかった。


日舞は結構本気でやっていたので。


何と!

運動禁止!笑。


お師匠さんが、これまた厳しい&凛とした

ザ・お師匠!ってな感じの人で。

とっても粋で綺麗な女性。


お師匠いわく。


りんごちゃんはなで肩だから

お着物着るのにちょうどよい。

だから、肩がいかる水泳、バレーボール、バスケットはやっては駄目。


足を骨折し、舞台に出れないと困るから

スキーも禁止だったのだ。


それでもお遊び程度に、ばりばり

水泳、バレーボール、バスケットやっちゃってたけどね。


日々のお稽古は厳しかったけど

何でか知らんが、なんともいえない魅力のある世界。


師弟関係がきっちりしていて厳しいし

お師匠さんは絶対だし。


私も自分の習っている、流派に誇りを持ってやっていた。


そいでもって

舞台に一度立ってみなさいな!


鳥肌たつってば。


生演奏だよー。

長唄、和楽器。

何か、魂が揺さぶられるんだよ。


舞台に出た瞬間。

振り忘れる!

それぐらいの迫力。


何でか知らないけど

踊りながら涙出ちゃう。

長唄&和楽器の演奏のカッコ良さったら、あーた。

感動。


今でも。。。

長唄聞くと、涙出る。


和楽器演奏聞くと涙出る。


腹に響くね。


いつか。

長唄習いたい。


お着物も、それはそれは素晴らしい。

芸術品のよう。

昔の人の色彩感覚って素晴らしい。

あんなに色々な色が沢山入っているのに

とってもしっくりなじむでしょ?

不思議なんだよな。


着物の見えない紐をひっぱると

下にもう一枚着ている着物に一瞬にして早変わりするっていう

趣向があるんだけど

黒子の人がひっぱってくれて

ぱっ!と着物が変わる瞬間とか

もう、堪りません!快感~。



裏方さん達も、何とも粋なのよ。

カッコいいったらありゃしない。

子供ながらに、うっとり裏方さんの仕事っぷり見ていた。


かつら合わせから始まり。

自分の頭の形に合わせて、型をつくり。

床山さんが、綺麗に仕上げてくれるのだ。

かんざしもこれまた綺麗。

私も一端の舞台人気取り~。


そんな訳で

私の内股歩き人生は、3歳から始まっております。笑。


小学校の水泳の授業とか

高校の授業のハードル飛びとか

手が日舞ってるってよく先生達に言われたな。笑。


朝風呂さんと旅行に行った時。

ふざけて、即興で日舞踊ったら

本気すぎて、笑えないって言ってたし。笑。

懐かしい。


明日の舞台鑑賞。


きっと号泣しながら見るんだろうな。

また日舞やりたくなるかもな。。。


でも、私。

日舞はこのお師匠さんからじゃないと習いたくないの。


他のお師匠じゃ駄目なのさ。

もうかなりのご高齢で教えてない。


私が日舞を辞めたのも。

お師匠さんが引退したから。

引き継いだお師匠さんじゃ嫌だった。


あんなに厳しく、美しく、凛としたお師匠さんは

他にはいないと思う。


私。

意外と一途なんです。笑。


それなのに。。。

ちっとも、お師匠さんみたいな

凛とした女性になれてないや。


がーん。

頑張ります。。。