今月をもって卒業ということで3月10日～11日の間、東京方面に行きました。
風が冷たく、夜には雪になるかもといわれたこの日、スカイツリーに初めて登りました。ライトアップした姿を見たのもこれが初めて。
この日のライトアップは、「粋」でも「雅」でもなく、東京大空襲の死者を弔う意味をこめた鎮魂の白なんだそうです。
71年の時を経た現在、過去を覆い隠すようにビルは建ち、当時の姿を知ることは困難です。
空襲に遭った方々は、今の東京を見てどう思うでしょうか。
このような未来を想像していたでしょうか。
何も知らない人なら、ここで空襲があったことなど見かけではわからない。
震災の記憶も、爪痕が片づけられ、新しい街ができるとともに、次第に忘れ去られるのだろうか。
それこそ70年後、当時を語る人が何人残っているだろうか。
実際に遭遇しなければその本当の怖さを知らない。
今この瞬間に地震が来たらどうなるか想像して足が・・・