いぬが我が家にやってきて15年が経ちました。
先代わんこは悪い病気に感染していたらしく、我が家に来て3日で発病。
2週間足らずしか一緒にいられませんでした。
家の中に残っているウイルスが完全に無くなるまで次の犬を迎えるのは我慢。
ペットロスの3ヶ月。
ようやく待望のボーダーコリーがやってきたと聞いて、迎えに行ったけど、
その時には先代いぬとの体格や性格のギャップにちょっとがっかりしたのよね。
同じ生後50日の割には華奢だった先代のわんこよりずっしりと重くて貫禄のあったいぬ。
視線は合わさない、手を差し出せば舐めることもなく、かぷっと喰らいつく。
子犬らしくない…
しかし、そんな湿ってしらけた感じのいぬでもいい。
早くうちに迎えたい。 もう待てない。 というダンナに押し切られました。
今の家で迎えた初めての冬。
子犬が寒くてかわいそうだと、ダンナがペット用のマット型のヒーターを買ったらあっという間にコードを噛み切ってしまったいぬ
自分の体重の半分くらいの重さのあるダンベルを引きずっていくというたくましさも発揮しました。
先代わんこは病気のために食欲が落ちて、歯磨き粉みたいなチューブの食事を口の中に塗って与えてたんだけど、いぬは15年間、一度たりとも食事を残したことがありません
この食欲が今を頑張る力になってるんだよね。
先代わんこの分まで長生きして、というのはこちらの勝手な願いでしかないけど
先代わんこに充分与えることが出来なかった分の時間と愛情も
いぬに注いでやりたいと思ってました。
15年前、うちに来てくれてありがとう。