
国立文楽劇場に文楽を観に行ってきました。
生で人形浄瑠璃を観たのはずいぶん久しぶりです。
何十年ぶり?
中学か高校の頃以来だと思います。
ここで仕事をしていた友人が辞める前に一度仕事をみておきたいと思ってたの。
それに今回、レイトショーの演目が「女殺油の地獄」だったから「これだ


「女殺油地獄」はまぁ救いのないほどの馬鹿な男の犯す人殺しのお話です。
歌舞伎では見たことあったけど、最後の「逮夜の段」までは見たことありませんでした。
あまりこの段まではやらないそうです。
油屋で滑って転んで…のクライマックスで終わらせるのがほとんどみたいですね。
滑っていく様は一体の人形を3人で操っているとは思えないほど、なめらかな動きで素晴らしかったです。
学生の頃はいまひとつ興味がなかったのと、人形と、操っている人と、浄瑠璃を語る人と、三味線を弾く人と、どこを見ていいのかわからなくて疲れてしまった記憶があったけど、今回はそれなりに楽しんで観ることが出来ました。
昔と違って舞台上方に浄瑠璃の字幕が出るし、音声ガイドを貸してもらってイヤホンで解説を聞きながら鑑賞したのでとてもわかりやすかったです。
客層は予想通り年配の方々が多かったけれど、私の隣にはまだ20代前半くらいの女性も。学生さんだったかもな。
あと、外国人の姿もちらほら見かけました。

久しぶりに脳ミソの使わなくなっていたところを刺激された気分です。
たまにはこうやっていろんな文化に触れるのもいいですね。
LOVEは明日、じっくりと堪能するぞー

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