バッティングセンターに行きたくなりました。
昔住んでいた家は、その当時のその場所にしては珍しい庭付き一戸建ての二世帯住宅でした。
小さい頃には一緒に住んでいた10歳くらい離れた従兄にプロレスごっこや野球ごっこで遊んでもらっていました。
学年4つ上の姉と遊んだ記憶は薄いのに、従兄との野球ごっこは鮮明に覚えています。
野球ではなく ごっこ なのは、箒の柄を切って靴下をかぶせたものがバット。
球は卓球のピンポン玉や穴のあいたプラスチックのゴルフの練習ボール。
玄関のひさしを支えている2本の柱が1塁、2塁で3塁は無し。
車1台のスペースで、風にも流されるような球で、細い竹の柄で打つという野球ごっこ。
球にスピードこそありませんが、狙って芯をとらえて打つのはなかなか爽快なものでした。
ある日従兄の気まぐれで左打ちを教えられて、すぐに2階の窓にあたるホームランを打ったことをきっかけに、左打ちになった私。
学校の体育でソフトボールをした時にはボールが大きくて打ちやすくてびっくりした覚えがあります。
そういえば小学生の頃には家の外の壁にゴムボールを投げて当てたり、わざと地面にワンバウンドさせて壁に当てて守備の練習をしたりしてました。
う~ん、なつかしい。
B.G.M. は「少年時代」
そんななつかしい思い出を呼び起こさせてくれた先週のしやがれ。
とはいえバッティングセンターに行ったことがありません。
いつか行ってみたいな、と思ったままで年月が過ぎてしまいました。
でも今さら初めてで、ひとりで行くにはなんだか気が引ける場所でもあります
何人かで「行ってみる」なノリで行くならともかく、この齢で行くってなんだかガチすぎる。
検索でバッティングセンターを探してみたら車で行けばそこそこ近く。
ダンナ誘ったら行くかな~
マシーンによって球の速さが違ったり、ソフト・軟球が選べたり、左右打ちが出来るブースが決まってたりするんですね~。
そういえば、しやがれでタンクトップにのちゃんが右打席に入ってたのはきっとカメラ位置のセッティングをしなくていいようにですね。
「どっちもいける、彼。」
って雅紀によるにのの解説や、お兄ちゃんな声かけが…なんだかきゅんでした。
もちろんどっちでも打てる人なんだろうけど、カメラアングル的にお尻を向けてしまう左打席よりは表情の見える右打席の方がいいだろうし、もしにのがそこで左打席に入ったらカメラがセッティング変更するかもしれないし。
おそらくそんないろんなことを考えてのにのの行動。
健くんの質問にしっかりと思うことを語った雅紀に
「相葉さんやっぱり ちょっと大人になっちゃいましたね。」 の言葉で最後までかっこいいままにしないとか
健くんのジャケットと揃いのパンツを履いていたことで、値段の予想が違ったことをおもむろに語り始めた智くんに
「で なんなん? それが。」
ってつっかかっていったりとか。
番組作る側であることとか、バラエティー番組であることを忘れない瞬発力というか。
一歩間違えばただの「嫌味なやつ」になってしまうかもしれないことをさらりとこなしているにのが
凄い。
と思うと同時になんだかちょっと切なく感じたのは何故だろう。