マツバウンラン | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

今朝も線路沿いの道でマツバウンランが咲いていました。





写真は前日アウトドアランチをした公園の野球場脇で撮ったものです。

桜の花の季節が終わった頃、30~50cmの高さで紫色の花を咲かせます。



自然観察の活動で森に足を運んでいた頃、この花に目がとまり、手持ちの図鑑で調べたけど載っていなくて悩んだことを思い出しました。

もちろん図鑑に全ての植物が記載されているわけでもないのですが、自宅にある5、6冊の図鑑にも、書店の図鑑にも載っていなかった。

特徴などからパソコンパソコンで検索して、ようやくマツバウンランという植物であることが判明。


これはもともと日本に生息していた植物ではなく、海外から入ってきた帰化植物で、1941年に初めて確認されたそうです。
1980年頃から各地で関東以西で見られることが増えてきたとのこと。

幼い頃のままごと遊びの材料にしたことも、見覚えがないのも道理で。

見慣れたからか、実際に増えてきたからか、あちこちで見つけるようになりました。





人の動きが活発になったことで海の向こうから入ってきた植物。

帰化植物は強い植物が多く、それらが広がることによって在来の日本固有である種の生存が危うくなってきているというのも事実。

生き物も同様。



また、こちらも外来種であるセアカゴケグモの不気味な姿を見かける季節がやってきました。

いぬが尻尾で蜘蛛の糸をひっかけないように気を付けてやらなくちゃ。