やっぱりあったか | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

とうとう消せるボールペンでの不正がニュースになってしまいました。


文具好きな私にとっては残念な話ですしょぼん



消せるボールペンについては前にもここで書いてたんだけど。


⇒「消えるボールペン」


http://ameblo.jp/go-over-the-wind/entry-11313133434.html



きっと、危機感を感じていた人は少なからずいたでしょう。


けどその後もメディアでは利点のクローズアップはしても、メーカーさんや販売店の不利益になる注意点を取り上げるところはほんとに少ない。出ても画面の隅に小さな文字で流すだけだったと思います。



すごく画期的な発明で、正しく使えばほんとに便利なんだけど、どこにでも悪用を企む人はいるもので。むっ


もともと狙って悪意をもってやっているのか、それとも「便利だからいいじゃないか」って軽い気持ちで使っているのか。


でも「ボールペンで書く」ということや、カーボンなどの複写で書くような文書は改ざん出来ない、してはいけないという前提のものであるということ。


そこに消せるボールペンを使うってこと、意識が低すぎます。ガーン



開発したメーカーさんもいい迷惑ですよね。


本体には「証書類・宛名書きには使用できません」って書いてます。



ある時お店で店員さんが「履歴書や伝票には使えませんよ。」って言ったら、


「ほんなら何に書けんねん。紙やねんから書けるやろ。ボールペンちゃうんか。」って絡んでたお客さん。


そういう問題ではないんですよ。ショック!


「書けない」「使えない」という物理的な問題ではなく、モラルとして「使っちゃいけない」「正しくない」ってことです。




また消せるボールペン、フリクションのシリーズは60℃以上でインクが透明化するため、これからの季節はインクが残っているのに高温下に置かれたために出てくるインク自体が無色になってしまって「書けない」状態になってしまうことも多くなると思われます。


特に車の中。

放置しないように気を付けましょうね。

あと、濃い色のバッグのポケットなどに入れたまま日当たりのいいところに長時間置いていても熱くなることがあります。


「消せるボールペン」は消せる便利さの一方で「消してしまえる」「消えちゃう」ボールペン。


消えてはいけないものはいわゆる普通のペン、油性ボールペンなどを使うように気を付けましょう。


筆記具をうまく使い分けていろんなシーンを快適に過ごしたいものです。




DSC_2073.JPG


画像だとわかりづらいと思うけど、消せるボールペンのインク色はブラックでもやや薄く、チャコールグレーっぽいです。


専用のラバーでなくても消しゴムでこすっても消えます。


大事な書類にはペンを使われる側も気を付けたいですね。