今日は立冬。
暦の上ではもう冬になりました。
もうしっかりすっかり寒さを感じます。
毎年こんな感じだっけ?
立冬って言いながら、まだまだ暖かいやん!って言ってることの方が多い気がする。
でも日の入りは早くなったし、ジョウビタキの姿も見かけるし。
自然の中には「冬」が入り込んできています。
紅葉…木の葉の色づきは樹の種類により、樹木の生えている場所により、ですね。
サクラは黄色から橙色に。ナンキンハゼやトウカエデは深い赤や紅に色づきつつあります。
山のモミジも枝先を染め始めたかな。
落葉樹は秋に葉を落とすことにより、冬の寒さの中を乗り越えて春を待ちます。
「どうして木の葉が秋に赤や黄色に色づくのか」って。
光合成をやめて、葉緑素が無くなって、色が変わります。緑色が抜けていくって感じですね。
なんだっけ。
何らかの成分で赤く色づくっていうんだけど。
アントシアン…?
ま、いいや。
仕組みとしてはそうなんだけど、なんで赤や黄色なんだろうね、って友と話していたことがあります。
自然の仕組みってとても不思議で、何らかの意味を持っていることが多くて。
木の実が赤く色づくのは美味しさをアピールして鳥に食べてもらうため。
糞とともに種子を排泄してもらうことで離れた地に仲間を増やしてる。
花は地味でも虫が授粉に来てくれるように、葉の色を変化させて花のように見せる植物もあります。
だったら、秋の紅葉・黄葉も、その色自体になんらかの意味があるのかもね。
どんな意味があるんだろうね。
そんなこと、森の中で語ってました。
物言わぬ自然が発するメッセージをすべて理解することは出来ないんだろうけど。
私たち人間がやっていることも、不思議で理解出来ないことばかりなんだろうな。
立冬。
立春、立夏、立秋。
季節の折々に自然を感じ、私たちも自然の一部であることを改めて想う。
自然と少し近く語り合えるようになってきたかな。
まだまだ、かな。