カネタタキ | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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私の日常不可欠なもの。
嵐。文房具。ボーダーコリー。自然の中のいろんなもの。

胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

残暑お見舞い申し上げます。



先週7日が立秋。

暦の上では秋に入って1週間経った訳ですが。

まだまだお暑うございます。

残暑に夏バテが出てくることが多いらしいのでお気をつけ下さいませ。



実はその秋となった日の夕方に耳にしました虫の声。


チン・チン・チン・チン…


と1秒ずつ刻む感じの小さな金属音のような声。


カネタタキという1cmくらいのコオロギの仲間です。

生垣の木の上や庭木にいることが多い虫で、私がこの声を耳にしたのも大きなお庭の横の道を歩いている時でした。

深い森の中よりも人家の近くを好みます。

地面に近い位置からでなく、少し高い場所から聞こえるからこそ気づくのかも。


カネタタキのカネはリンゴ~ンベルの鐘ではなく鉦。打楽器の一種を指します。

お祭りの囃子に使うこともありますね。


しかし生垣から聞こえてくるのは控え目で規則的なカネの音。

虫の声、とはいいますがちっちゃい羽を使ってオスが音をたてているんです。


でもあえて言おう。

きっと一度意識して聴いたら忘れない虫の声。