今日は雨が降ったりやんだり。しかも雨足が強くなったりする割には結構雲は薄くて太陽が顔を覗かせたりしてました。
こんな天気の日にはつい、虹
を探してしまいます。

虹はたまたまのタイミングで見られる、幸運の象徴のようなイメージがあります。
そういえば私、虹を見て嫌な気分になったことがない

あの透き通った七色と円みを帯びた形が心を和ませるためでしょうか。
いつでもどこでも見られる自然現象ではないけれど、ある程度の条件を満たせば比較的広範囲で見られる。
しかも、流れ星
のように刹那的なものではなくてゆっくりと、たくさんの人が静かに眺めることが出来る。

そんな穏やかさも虹が持つ魅力なのかもしれません。
幼い頃から好きだった。
空を眺めるのが好きだったから、誰よりも先に虹をつけて、消えて行く姿を最後まで見つめていた。
植木に水やりをすると、すごく近くに虹がかかるのがうれしくて、虹見たさに植木そっちのけで水を撒き散らしてた。
ダンナと初デートしたのは大雨の日。
映画を観た後にドライブして行ったダム湖では雨も止んで虹がかかってた。
ハワイで見かけたたくさんの虹。
手で触れられるんじゃないか、くぐり抜けることができるんじゃないかと思わせるくらい、魔法みたいに近かった

高層ホテルから虹を見下ろしたのは夢だったのかな。
ハワイでは自動車のナンバープレートにも虹が描かれてたっけ。
いぬを飼って初めての夏。朝早く散歩するとびっくりするくらい虹を見かける日が続いてたのはなぜだろう。
夜空の月にかかる虹。
あまりにも静かにひっそりと描かれているものだから気付く人もほとんどいない。
誰かに話したくても、分かち合う人も周囲にいなくて、心の中にしまいこんだ。
そうだ。
小学生の頃に実験で使ったプリズム

光を当てて分光するガラス?の三角柱。まだ持ってるし

これで光を虹色に分けることが出来ると思うと捨てられなかったんだ。
記憶に残っているたくさんの虹。
大好きな人が歌う虹。
今日は見つけることはできなかったけど。
こんどは、どこで逢えるかな
