ただ、大雑把天文ファン?として、昨日見たこと、自分で感じたことを覚え書きしておきたいと思います。
6時15分くらいから右上より欠け始め。
ただ薄雲がかかりやすい天気だったのではじめのうちは太陽の形もわからないくらいでした。
やっぱり普段とちょっと違う、と感じたのは太陽が三日月を少し太らせたくらいに欠けた頃から。
明らかに日差しが弱い。
曇り空の感じとも夕方ともまた違う、薄い薄い赤いフィルターをかけたような印象。
朝の家事や出かける準備の合間に何度か表に出て太陽や周囲の様子を見ていたので、普段よりも見かけるものが多かったです。
もしかしたら日食も関係しているのかな。
数十羽のムクドリらしき鳥が群れになってややピンクがかった空を飛んでいく様子が見られました。
そして、普段よりカラスがよく鳴いていました。
太陽が三日月くらいになった頃、空を見上げてたら
「ギャーギャー」
「キーッ、キッキッキッキッ」
カラスがハトよりやや大きめの鳥を追い立てていました

お?
あの大きさであの尾羽根の形といえばツミではないかいな

ツミはワシやタカの仲間でおそらく一番小さな猛禽類です。
後で鳴き声を確かめたらやはりツミでした。
職場で同僚にこの話をしたら、同僚も同じようにカラスが他の鳥に襲い掛かっていたのを見たそうです。
これが日食と関係しているのか、単にカラスが巣作りシーズンで気が立っているだけかはわかりませんが、今朝はさほど騒いでいるようには感じませんでした。
昨日は風が強かったのですが、太陽が欠けていくにつれ空気が明らかに冷たくなって。
不気味な雰囲気を醸し出していました。
情報もなにもない状態でこんなことが起きたらさぞかし不安になることでしょう。
太陽のいろんなリズムを感じながら生きている生き物が不安に怯えても無理はないかも。
仕事に出かける前、もう一度太陽を眺め、光が満ちていくことに、そして普段素晴らしいエネルギーを地球に届けてくれていることに感謝しました。
これ以上、またはこれ以下の太陽の光の強さだったら日本に四季があったかどうか、わからない。
そんなことを思いつつ、欠けた太陽を見納め。
金環日食という貴重な体験が出来たこと、大切な記憶として刻んでおきます。