チェシャ猫の笑い | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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私の日常不可欠なもの。
嵐。文房具。ボーダーコリー。自然の中のいろんなもの。

胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

今日の月は三日月三日月よりももっと細い、線で描いたような月でした。

もうすでに地平線に沈んでしまっています。


弧を下にして沈んでいく細い月を眺めていつも思うのは

「チェシャ猫の笑い」。


昔、少女の頃、「不思議の国のアリス」の本本が大好きで繰り返し読んでいました。

チェシャ猫がにやにや笑いだけを残して姿を消す、ってどういうこと?

雰囲気はわかる。
にやにやと笑った余韻が残ってるってことなんだな。

何歳くらいの頃だろう。
ある日、今晩と同じような細い細い月を眺めてふと思ったのが、


チェシャ猫が笑ってる。


だったのね。


もうそこからは細い三日月は、にやにや笑いに見えてしかたない。


今晩の月齢、2.2。
あと2日くらいはチェシャ猫のにやにやが見られそうです。