春の七草。
七草粥は食されましたでしょうか。
正しくは今朝食べときたいところだったんですけども。
ダンナが出勤になって、家で朝食を摂る時間がなくなったのでうちでは今晩頂きます。
いわれや始まりはここで書こうとしても書き写しになっちゃいそうなのでごく簡単に。
お正月のご馳走でくたびれた胃を休めるため、というのが昔からの習慣としてあるようで。
とりあえずお正月にはお餅を食べ、こどもの日には柏餅を食べ、冬至にはカボチャを食べ、ついでにクリスマスにはケーキも食べちゃう我が家。
七草も毎年頂いています。
たいていはスーパーか百貨店でパック入りの七草を購入してきます。
セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ。
写真右側からおおよそたどっていけます。
セリは香りもよくて単品でも山菜として売られてたりするのかな。
ミツバもセリの仲間、というとわかりやすいと思います。
ナズナ。暖かくなって大きく、っていっても足首の高さほどですが、いわゆるペンペン草になります。
真ん中が育ってくる前のロゼットの状態。冬でも太陽の光をたっぷり集められるように、地面にぺったりと円形に葉を広げている状態を作る植物のことをまとめてロゼット植物とよびます。
うえのちょっと白っぽいのがゴギョウ。ハハコグサのことです。
白っぽく見えるのは葉に細かい毛がたくさん生えているから。おかげで葉っぱはふうわりとした手触りです。
ハコベラ。ハコベのこと。スーパーの七草パックの中身の8割はこのハコベです。かさ上げしてますなぁ
鳥が食べるとかっていって、こどものころには「ひよこぐさ」って呼んでました。
ホトケノザ。コオニタビラコのことです。
ホトケノザって名前の植物が他にもあって。たぶんこっちの方がよく見かけるんですよね。住んでるところにもよるかもしれないけど。
あんまりいい写真じゃないけど、ウチから数件離れたところの駐車場にありました。
もう少し春めいてくると細長い濃いピンク色の花を咲かせます。
気が早い固体は秋にすでに延びてきて花を咲かせていました。
上のホトケノザはシソ科ですが、春の七草のホトケノザ=コオニタビラコはタンポポとおなじくキクの仲間です。
スズナ。カブ。たしかにこうして見ると根の形が鈴のように見えます。
スズシロ。大根。
大根って整腸作用ありますもんね。
実は上のシソ科のホトケノザの生えている周辺にナズナやハコベも生えています。
七草パックの中、ほとんどがハコベってありがたみがないな~と思いつつ毎年買ってしまってるけど、いっそのこと今年は年末に自家製七草目指してやろうかな
ハコベとナズナ、ハハコグサもプランターに植えて。セリは近辺にはなさそうだけど。
七草粥だからって全部の種類入れなくてもいいって聞いたことあるし、大根とカブも入れればいいし。
…なんて思いつつもまた年末が近くなるとバタバタしちゃうんだろな~。