昨日、ツグミの声が聞こえました。これも冬の鳥。
「クイクイ」
と軽く2回鳴きます。
2回じゃない時もあるのかな。「クイクイクイ」とは聞かない気がする。
ツグミはスズメよりは大きくハトよりは小柄。
鳥がとまってるときの姿勢は長方形に当てはめるとスズメやハトみたいに横長の長方形に納まるタイプと、ヒヨドリとか、これは野鳥ではないけどセキセイインコのように縦長の長方形に納まるタイプとがあります。
ツグミは横長タイプです。
茶色ベースで黒と白のまだらというかうろこっぽい柄が入ってますが、はっきり言って、「地味」。
強いて言うなら横っ腹に赤茶色が目立つくらい。
公園や田んぼ・畑などでは地面の上を歩く姿が特徴的です。
そういえば電線の上で止まってるイメージないなぁ。屋根の上とか。やっぱ地面の上かな。
数歩歩いてピタッと立ち止まる。そしてまた数歩歩く。また立ち止まる。
繰り返し。
そして「クイクイ」と鳴く。
書いてるだけでも地味だ…。
「つぐみ」という名前の子がいるのですが、親に「どんな鳥か知ってるの?」と聞くと「知らん。名前考えた時に『TSUGUMI』が好きやったから。」
あっそ。吉本ばななの小説ね。本の表紙はピンク系のきれいな柄だったね、そういえば。
つぐみちゃんも一緒に公園に行った時、「あの鳥がツグミやで。」と教えると、「鳥の名前なのは知ってたけど、本物見たの初めて~」と喜んでました。
乾いた空気の中に軽く響く「クイクイ」という声が冬を感じさせます。