蓼(タデ)食う虫も好き好き、という言葉があります。
「タデの辛い葉や茎を好んで食べる虫がいるように、人の好みもさまざまである」という意味です。
ここでいうタデは辛味のあるヤナギタデを指しています。刺身のつまにも使われるそうですよ。蓼食う人もいるってことですね。
そこで、同じタデの仲間です。
これはサクラタデ。タデの中では大きめの(といっても1cmにも満たない)花です。
この日曜日に撮ったものですが、もうタデのシーズンも終わりなのでほんとにラストの一輪だったかもしれません。周りはじめじめとした湿地になっていて、タデの仲間であるミゾソバやボントクタデも生えていました。
この湿地。9月上旬あたりが一番きれいな時期で、タデの小さなピンクの花が一面のお花畑といったところでした。
タデの仲間では、平地でよくみかけるのがイヌタデでしょうか。妙な名前ではアキノウナギツカミ。ママコノシリヌグイなんて名前のついているものもあり、なんとこれには茎や葉に棘が生えています
なんともひどいネーミング…
また地味なものをとりあげてしまいました。
今度は何にしようかな~。