モズ | 風の向こうへ☆ from いぬこ

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私の日常不可欠なもの。
嵐。文房具。ボーダーコリー。自然の中のいろんなもの。

胸に溜まった想いや日々のつれづれをゆるりと綴っております。
嵐情報は遅いです。情報収集には向きませんのでご了承くださいませ~。

15年余り、ちょっとした自然観察などを企画・実行することに関わっておりまして。

あまり興味を持っていない人にもふと自然に目を向けるきっかけとなるような、自然に関する記事なども書いてみたいな、と思っています。


とはいえ「natureゴト」の一発目のこの記事は爬虫類や昆虫が嫌いで、想像力の豊かな人にはキツイかも。


「モズ」

秋の空に響き渡るモズの声がとても印象的。9月下旬~10月初めにこの声が聞こえると「あ、秋が来た」って思うんです。

スズメより大きく、木や電柱、屋根などのてっぺんにとまって鳴くことが多いので声の方向に目をやると姿を見つけやすい鳥です。大阪府の「府の鳥」で、以前国体が開催されたときには「もっぴー」というキャラクターが現れました。

しかしこのモズ。「なんでやねん!」な性質が。


「はやにえ」という行動をご存知でしょうか。

モズは捕らえた昆虫やカエル、トカゲなどを枝などの尖ったところに突き刺したりする習慣があります。冬場のえさの確保だとかいろんな説はあるようですが、はっきりしたことはわからない不思議な本能による行動です。


でも理由なんてどーだっていいの。

やめて。うちの玄関の鉢植えの観音竹に「はやにえ」するのはあせる


観音竹に2回。ほかの植物に1回やられました。

葉陰に隠れて気づかず、干からびたカエルを見つけた時に「うげっ!」と思ったのが1回目。

バンザイのポーズで絶命していた一夜干し状態のカエルが2回目。

えーっと、うちのダンナは大のカエル嫌いのため、助けを求めることも出来ず、内緒にしたまま鉢を移動させ、ブツが完全に乾いた状態になってから取外しました。

3回目に至っては、発見した時ヤモリのお腹はまだ動いており。「ぎゃーっっっ!」

…しかし。その頃にはそろそろ慣れてきた私。写真を撮り、その後の様子をしっかりと観察しておりました。

いや、ここにはカメラUPしません。けっこーエグいので汗


豊かな自然の中の「野生の王国」のTVみたいな映像ではありませんが、そこそこの自然の中でも命の営みを感じ、見守ることができるのだと痛感した出来事でした。


しっかし、周りに木が生えてないわけじゃないし、わざわざうちの玄関先にある鉢植えとか、低い位置にある枝を狙わなくっていいものを…。全部同じ個体の仕業かなぁ…。