このたび「東北地方太平洋沖大地震」で
お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたしますと共に、
そのご家族やご親戚、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。
しばらくブログを書かなかったのは、
「サボッた」というよりは、「書けなかった」のです。
自粛でもありません。
「花見自粛」は理解できます。
「花見をやって被災地で造られた酒を飲んで」も分かります。
美味しいお酒飲みながら、
桜の木をしみじみ見上げるならやってもいいと思う。
カラオケとかいらないっしょ。
毎年飲んだくれて花より団子になってる人は自粛すべきでしょ。
未だに原発の問題解決しないけど、
東電の責任感の無さにイライラしますね。
地震から一週間後、
原発の建屋に放水されてましたが、
当初、企業が生コン圧送機が効率的に作業できると勧めたところ、
東電はNo Thank you。
でも、翌日政府はその提案を採用。
どゆこと?
東電は他にもっとイイ手立てがあったのか?
水についても驚かされました。
乳幼児のミルク用には使わないこと。
無ければ使用しても可。
どっち?
そうなると水を買わなきゃって思いますよね。
コンビニやスーパーには子供連れのお母さんが列をなして。
そんな中、お年寄りが買い物カゴいっぱいに。
20本以上は入ってたハズ。
百歩譲って「お孫さんの為かなぁ」・・・。
でも、その水硬水ですからぁ!!!
ミルク用には向きません。
お年寄りにも向きません。
ここにも買占めがありました。
今回、疑問に思うことが一点。
私の住む東京都では、被災地へ送る救援物資の募集がありました。
「救援物資」って聞くと、
今までも海外難民キャンプに毛布を送ろうっていうのを聞いたことあります。
家で使わなくなった毛布でも受け付けてくれるんですよね。
そういうイメージでした。
実際に今回、知人が集めていたのも使わなくなったオモチャを
被災地の子供たちに送ろうというものでした。
が、都が募集していたのは新品のみ。
テレビでは小学生くらいの子供をつれた母親が、
物資の受付を済ませてインタビュー。
「この子の小さい頃を思い出すと、オムツが無いのは可哀そう」と。
まぁね、私も同じように思ったよ。
東京でも薬局やスーパーの棚にはオムツが残り数個。
中には売り切れのサイズも。
そんなお店で買って持って行ったのかと思うと、
かなり複雑な気持ちになりました。
確かにね、被災地で避難してる人達のこと心配になりましたよ。
うちと同じくらいの子やもっと小さい子を抱っこしてるママさん見ると
何かしてあげたい気持ちになりましたよ。
でも、やっぱりうちにも必要なの。
何個も買い占めしたわけじゃない。
だって、まだ歩きも出来ない子供を連れて、
ベビーカーでオムツ買いに行くのって
一つ持って帰るのがやっとですよ。
そのお店になかったら、
他のお店に探しに回るのだって一苦労。
主人だって地震からしばらくは休みなしで出勤してたので頼めない。
車に乗って、子供に荷物持たせて、家族でお買い物・・・冗談じゃない!
必要な物資が分かってるなら、
政府から企業に要請すればいいのに、、、
もちろん、企業から率先して送られてるというものもあることは知っていますけど。
と、まぁ、地震直後は不安と一緒にイライラが募りました。
「命があるだけで幸せ」
この言葉は自分で言うものであって、
他人から言われるものじゃないっていうのも感じました。
他にも悶々と考えることがいっぱいあって。。。
中には不快に思われる箇所があるかもしれませんが、
そういう風に考えた者も居るとご理解頂ければ幸いです。
テレビの津波の映像を見て、
正直、怖い!?って思いました。
が、実際にその場にいた人は、
「映像とは違う」と言われていました。
私たちが見た小さな枠に映る様子よりも
はるかに・・・想像を絶する状態だったんだと。
子供たちが泣いている画も映りました。
年齢に関係なく、
あの日の様子が脳裏に焼き付いてしまってるに違いありません。
これから思い出しては苦しく辛い思いを
押し殺して生きていかなければいけないと思うと、
「負けないで」としか言えません。
なんて簡単な言葉なんだろうと恥ずかしくなりますが。
これから、被災された方々が少しでも多くの楽しい思い出を作って、
辛い思い出を封印していけるようになって欲しいと願うばかりです。