まぁ参考書って言うか、参考書を問題集として使うっていうか・・・。
言ってみれば、最終確認用に買いました。
買ったもの↓
①スピード英語長文 難関大レベル
まだやってないです。難関国立対策用の参考書らしいです。そして加えてCD付き。これを買わない奴は居ないだろう!良著の可能性大!
②最難関大の英作文
京大・阪大専用の章があったので購入。
今は和文英訳10題終えました。
感想としては、問題の選び方は良いのですが、解説・解答はちょっと・・・って思いますね。
解説については一部分を重点的にやってくれるのは非常に分かりやすいのですが、「ここが気になる」という他の大多数の所の解説は一切無し。
また、解答のほうも、あまりに意訳されすぎてて減点されそうで気がかりなものもある。
まぁ、全体としては中々良い参考書なのでしょうが。
③船口の現代文<読>と<解>のストラテジー
難関国立用の現代文参考書。
7題中東大3題と、圧倒的東大率。阪大は1題も無し。
最初の東北大の問題は解きましたが、解説・解答ともに分かりやすいものでした。
自分にとって得点奪取現代文に次ぐ良著となるかもしれん。
④ライジング古文
これこそ旧帝志望の中でもっと有名になるべきだと思う参考書。
なぜなら、国立大学中心の古文参考書だから。
実は、国立の国語受験する人は分かるんですが、古文の参考書は私大ないしセンター対策用が圧倒的に多い。
要するに、マーク式か、単語和訳ぐらいの参考書ばかり。
まともに記述を中心に扱った古文参考書は「得点奪取古文」ぐらいしか知りませんね、僕は。
しかも、このライジング古文にはなんと阪大の問題まである。
阪大の古文が参考書で取り上げられてるなんてゆめにも思ってなかった。
そのぐらい、私立大学中心なんですよね・・・。
そして、2題解いたのですが、肝心の中身も良い感じでした。
~オマケ~
「日本人の英語力」 マーシャ・クラッカワー著
これも購入。
こういったタイトルの本なりエッセーなりというのは、たいてい現状の英語教育への批判や、文法軽視、ネイティブ至上主義などの主張を原理として語られることが多いのですが、それだったら僕はこんなタイトルの本には見向きもしません。
意義深いのは、このいかにも日本人の英語への批判的な匂いのするタイトルから、全く逆の主張をしていることです。
著者は日本人の英語力を「文法重視」だの「発音が下手」だのとありふれた論調で批判するのではなく、むしろそういった批判を批判する立場にあります。
すなわち、「(明治以来の)日本人の繊細な英語」を大事にしていく立場であり、近年の安易なネイティブへの傾倒を断罪するものであります。
僕は単に英語教育や日本の英語への批判を受け付けないのではなく、それらがあまりにも思慮が浅い、(ネイティブへの傾倒という)権威主義的な性格が強いがためにそれを批判する立場を取っています。
なので、そういう考えの僕にとっては、すんなり入ってくる一冊であると言えます。
とまぁ、結構な出費でしたが、ここ半年ほどまともに金使った覚えが無いので、たまにはいいかな?
(勉強用だし。)