高校入試 | Bein' aware of wisdom

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高認取って大学受験した人のブログ

昨日民放のテレビドラマで「高校入試」というものがやってました。

実は、先週も見ていたのですが、このドラマを見ていると、少し高校入試の頃が思い出されます。
公立高校入試(?)はどこも答案が似ているようで、僕が受験した頃と同じような感じでした。

また、田舎なので、高校の扱いも似ているため、そこも共感を覚えました。
(というのも、うちの地区も、大学名よりも高校名が重視される傾向にあるので。例えば、底辺高校から都心人気の一橋や東工大へ行くよりも、僕の母校から地元国立へ行く方が高く評価されるという、盲目的な世界なのです。)


では、少し、僕の高校入試を振り返ってみたいと思います。

中1:最初の方は学年順位は真ん中以下(120番ぐらい)だったが、あるテストを境に急に30番前後になる。

中2:途中でスランプに陥るが、10~20番台などもたたき出す。

中3:夏のテスト以来10位以内を連発する。トップ層常連に踊り出る。

という感じで、中1から中3までに、自分で驚くぐらい成績はうなぎ上りしましたね。
(最低で120番ぐらいの時もありましたが、最後は2番になりました。)

普段のテストは、

定期テスト:440~460点程度
実力テスト:420~450点程度

って感じです。

受験した高校は旧帝大に30~50名程度進学する偏差値65~70程度の地区1位の進学校。
ただ、ボーダーは低い(360~370程度)ので、正直言って受かって当然だと思ってました。

先生などからは県1位の進学校(東大京大国医だけで60名ぐらい行く学校)への進学を薦められましたが、家から遠いこともあり、また、ボーダーも割と高い(400点程度)だったので、近くの進学校にすることに。


受験当日。1日目は緊張しました。これで行く学校が決まるのかな~と。
受験番号は、今でも覚えてます。196番でした。

ただ、1日目の国英数の出来が良かった(英語:100 数学:92 国語:90程度)だったので、正直言ってこの時点で合格を確信しました。
なので、理科社会は普通にテストを受かれば受かるだろうという気持ちでいきました。

ただ、後々思えばこれがダメだったのかな~と思います。
2日目の理科、社会は思うような点数を取れず、どちらも70~80点前後という出来だったのです。
これは油断しましたね。正直余裕ぶっこいて遊んで受けた感じでしたから。

ただ、それでも自己採点は、430~440点ぐらい。
ボーダーラインを60、70点ぐらい上回ってるので、恐らく落ちることはない、いや、むしろ上位合格は間違いないだろうと。
この時点で合格は100%確信した感じです。

で、合格発表当日。
母親と見に行ったのですが、何とも余裕ぶっこいて、高校の近所のたこ焼き屋でのんきにたこ焼きを食いに行き、その合間抜け出して青海苔つけながら番号を見に行きましたw

合格発表は、番号がボードに張り出されるというまぁベタな形式ですが、ウチの高校のやり方が変わってたのが、なんと2階の窓から吊り下げる形で提示してきたのです。
「逆に見難いわ」って思った記憶がありますねw

で、まぁ番号を確認。すると・・・なんと、そこには僕の番号は無かったのです。

・・・・な~んてドラマみたいな展開があるわけでもなく、当然僕の番号はありました。
「嬉しい」という気持ちより、むしろ「ほっとした」という気持ちの方が強かったですね。
高校受験は今と違って気楽に受けてたし、不安も殆どありませんでしたからね。
なので、「ほっとした」という感情すら、ともすれば乏しかったのかもしれませんが。

なので、母親も別に泣いてたわけでもなく、たこ焼き食いながら「やったー」とか言ってましたねw
皆祝福はしてくれたけど、ある種「受かって当然」みたいな所がありましたから、そこまで驚かれはしませんでしたね。

まぁ文面から伝わると思いますが、正直、「自分はできる」と思ってました。
中学時代も特に勉強したわけでもなく、受験直前期もほぼ毎日彼女と一緒に帰って遊んでましたから。
それなりにリア充ではあったと思います。

入学後も校内でも結局は10位以内連発しましたし。先生からは「東大京大目指せ」って言われるし。
そりゃぁ天狗にもなりますわな。

ただ、そういう根拠の無い自信が、後に受けることになる高1駿台模試でズタボロにされるんですがね。
「お前は所詮田舎の進学校で威張ってる小山の大将でしかないんだぞ」という事実をまじまじと突きつけられたような気がします。
本当に悔しかった。この時の挫折が、結構大きかったように思います。

ですから、今は、真逆ですね。
なんぼ勉強しても自信が無い。全てをなげうって勉強しても、成績は上がらない。
多分、今の1年間の勉強が、中学3年間の勉強の10倍ぐらい濃いと思います。
でも、昔より何倍も勉強が好きになってるんではないでしょうかね。

つまるところ、高校受験という経験は、僕にとってはあまり濃いものではありませんでした。
だから、ここでもあまり話題にはしなかったんですけどね。
(というか、あのドラマを見て久々に「そういえば俺も受験したっけなー」って気付きましたからねw)

ただ、そこからの大学受験勉強。これは自分の人生においてかなり大きなものであったように思います。
これから結果はどうなるかは分かりませんが、とりあえず、今はひたすら勉強するだけですね。

(・・・ちょっと無理矢理な締めになったかな?)